2018年12月24日月曜日

ローラー・ダービー(Roller Derby)

神はサイコロを振らない


Neal Lyonsが考案したトリックテイキングゲームです。
4人ペア戦になります。
通常のトランプよりジョーカーを除いた52枚を使います。
後述するバリエーションではジョーカーを追加います。
このゲームは時計回りに進行します。
強さは
A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
です。
トランプの他に六面体のダイス2個を用意します。色は何色でもかまいません。
ゲームを始める前にディール数を決めておきます。



ディール

ジャンケンなど適当な方法で最初のディーラーを決めます。
以降は時計回りで持ち回りで交代します。
ディーラーの左隣のプレイヤーはサイコロ2個を振ります。
サイコロ2個の出た目の合計がディーラーの左隣のプレイヤーとパートナー(以降「ローラーチーム」と呼びます)が取る目標トリック数になります。
以降ディラーの左隣のプレイヤーを「ローラー」と呼びます。
目標トリック数通りぴったり取らないと得点になりません。
例えばサイコロ2個の目の合計が「8」の場合、ローラーチームの目標トリック数は「8」になります。

カードの交換

各チームはパートナーと手札の交換を行います。
最初にローラーチーム、次にもう一方のチームが手札の交換をします。
交換する枚数は3枚になります。
交換するときは手札から裏向きにして相手に渡します。お互い相手から渡されたカードを見ずに交換をします。
相手に渡した後。相手から渡されたカードを手札に加えます。
手札交換後、ディラーの左隣のプレイヤーは切り札を宣言します。明記されていませんが、ノートランプ(切り札なし)を指定することもできるかと思われます。
切り札を指定した後、ローラーは「オール・オア・ナッシング」を宣言することが出来ます。
「オール・オア・ナッシング」は、全トリックをとるか、または1トリック取らないかのどちらかを達成する宣言になります。

プレイ

ローラー(ディラーの左隣のプレイヤー)が最初のリードプレイヤーになります。
リードプレイヤーは手札から任意の1枚を表向きに出します。
以降時計回りに以下の通りプレイします。
  1. リードプレイヤーが出したスートがあれば、必ずそのスートを出します。複数ある場合はそのうちから任意の1枚を出します。
  2. リードプレイヤーが出したスートがない場合、切り札があれば必ず切り札を出します。複数切り札がある場合は、そのうちから任意の1枚を出します。
  3. リードプレイヤーが出したスートも、切り札もない場合は何を出してもかまいません。
切り札が出ていない場合は、リードプレイヤーが出したスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
切り札が出ている場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
勝ったプレイヤーは取ったトリック数がわかるように、1カ所に裏向きにして重ねて置きます。
勝ったプレイヤーがリードプレーヤーになります。
全員の手札がなくなったら1ディール終了になります。


得点

ローラーチームは取ったトリック数を数えます。
2つのダイスの目の合計と同じトリック数が取れた場合、ローラーチームは100点獲得します。
それ以外の場合、ダイスの目の合計より取ったトリック数が多い少ないに関係なく、過不足分1トリックごとに10点を100点から差し引きます。
例えばダイスの目の合計が8で、5トリックしか取れなかった場合:
100-10x(8-5)=100-10x3=70点になります。
上記の差し引きでマイナスになった場合、得点は0点です。
「オール・オア・ナッシング」で全トリック取った場合、または1トリックも取らなかった場合、ローラーチームは150点獲得します。
失敗した場合は0点です。
ローラーチームの成否にかかわらず、相手チームに得点はありません。
・得点の凡例
  • ダイスの目の合計どおりのトリック数:100点
  • トリック数がダイスの目より1つ多いまたは少ない:90点
  • トリック数がダイスの目より2つ多いまたは少ない:80点
  • トリック数がダイスの目より3つ多いまたは少ない:70点
  • トリック数がダイスの目より4つ多いまたは少ない:60点
  • トリック数がダイスの目より5つ多いまたは少ない:50点
  • オール・オア・ナッシング達成:150点
  • オール・オア・ナッシング失敗:0点
  • 差し引きの点数が0点以下:0点

ゲーム終了

規定ディール数プレイしたらゲーム終了です。得点が多いチームの勝利になります。
同点は引き分けになります。


バリエーション

このゲームにはいくつかバリエーションがあります。
「ジョーカー・セール」バリエーション
このバリエーションでは2枚のジョカ-を使います。
ローラー(ディラーの左隣のプレイヤー)が切り札を決めた後、ローラーはジョーカー1枚につき9点払うことでジョーカーを手札に加えることが出来ます。
買えるジョーカーは最大2枚までです。1枚も買わなくてもかまいません。
ジョーカーを買った場合は、買った分だけ手札から裏向きに捨て札にします。
買ったジョーカーは手札の交換時にパートナーに渡してもかまいません。
ジョーカーは、プレイのルールを守った上でどのスートの代わりにもなります。またジョーカーは最強にもでき、最弱にもできます。
ジョーカーはプレイする際、「最強の」や「最弱の♣」など強さとスートを指定します。
ジョーカーを買った場合、得点から買った分だけ点数を差し引きます。
「12面体」バリエーション
六面体サイコロ2つの代わりに12面体サイコロ1つを使います。
「ジョーカー・セール」バリエーションと組み合わせことも可能です。
「ローラー特権」バリエーション
手札交換時にローラーは、パートナーから渡された3枚の手札を見てから、パートナーに渡すことが出来ます。
「ジョーカー・セール」バリエーション、「12面体」バリエーションと組み合わせることが出来ます。

このゲームのルールは誰でも遊ぶことができるように公開されています。
無断でこのゲームデザインを元にゲームを販売したり、このゲームに対して勝手に商標等を取ることは、作者より禁じられています。

なんとなく成否のあたりや、得点が甘いような気がしますが、面白そうなゲームです。
ジョーカー・セールバリエーションは入れた方が良いかもしれません。
一度遊んでみたいと思います。
なおこのゲームは遊ぶことを目的に発表されています。
作者に無断でこのゲームを元にゲームにして売ったり、商用にしたりしないよう、私からもお願い申し上げます。
アナログゲームデザイナー様達の良心と誇りを私は信じています。

参考サイト
PAGAT.COM

2018年12月22日土曜日

ノミネーションズ(Nominations)

短縮して「ノムズ」(Noms)、「ノミー」(Nommie)とも呼ばれています。
「ノミネーション・ホイスト」とも呼ばれているようですが、オーヘルのバリエーションとして同じ名前のゲームがあります。
当ブログではノミネーションズと言う名前で紹介します。
このゲームはイギリス海軍、規模は小さいもののイギリス陸軍でも遊ばれているようです。
4人個人戦になります。
通常のトランプよりジョーカーを除いた52枚を使います。
このゲームは時計回りに進行します。
強さは
A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
です。
ゲームを始める前にディール数や勝利点数を決めておきます。


ディール

ジャンケンなど適当な方法で最初のディーラーを決めます。
以降は時計回りで持ち回りで交代します。
ディラーはシャッフルした後、各プレイヤーに3枚ずるつ、残りの4枚を最初、途中または最後に配ります。
例:3-4-3-3、3-3-3-4、4-3-3-3等
各プレイヤーの手札は13枚になります。

ビッド

ディラーの左隣のプレイヤーからビッドまたはパスします。
ビッドする場合は後で指名するパートナーと一緒に取れるトリック数を宣言します。
最低は10からですが、バリエーションルールで最低7からにすることもできます。
直前のプレイヤーがビッドし、自分もビッドを宣言する場合は、直前のプレイヤーより強いビッドを宣言しなければなりません。
トリック数の代わりに1トリックも取らない「ミゼール」、手札を公開しかつ1トリックも取らない「さらしミゼール」を宣言することもできます。
最も強いビッドは「さらしミゼール」、次に強いビッドは「ミゼール」、トリック数の大きい順になります。
後述しますが、「ミゼール」、「さらしミゼール」を宣言した場合はパートナーを指定することはできません。単独でプレイすることになります。
ビッドしたくない場合はパスをします。
パスした後ビッドに参加することもできます。
3人連続でパスした場合は、一番トリック数の多いビッドを宣言したプレイヤーがデクレアラーになります。
もし一度もビッドをせず4人全員がパスした場合は、「ダブルハンド」になります。

ダブルハンド

一度もビッドをせず4人全員がパスをした場合、以下の手順でカードを配り直します。
  1. 各プレイヤーは手札を左から順に、♣、、♠の順に並び替える
  2. 各プレイヤーは手札の各スートを強い順(左が最強)に並び替える
  3. ディラーの左隣のプレイヤーから手札裏向きに重ねてる
  4. ディラーは右隣のプレイヤーにカットしてもらい、シャッフルせずにそのままディラーの左隣のプレイヤーから時計回りに配る
ダブルハンドが起きた場合、得点は倍になります。

プレイ

デクレアラーは最初のプレイ前に切り札とパートナーになるカードを宣言します。
切り札はノートランプ(切り札なし)にすることも出来ます。
その後パートナーになるカード、スートとランクを宣言します。切り札を宣言することも出来ます。
そのカードを持っているプレイヤーがパートナーになります。
例えば♠Aと宣言した場合は、♠Aを持っているプレイヤーがパートナーになります。
パートナーになったプレイヤーは、自分がパートナーであることを隠しておきます。
デクレアラーが自分の手札にあるカードを宣言した場合は、パートナーはいません。
デクレアラー単独になります。
「ミゼール」、「さらしミゼール」を宣言した場合、切り札はノートランプ(切り札なし)になります。またパートナーはいません。デクレアラー単独になります。
デクレアラーが最初のリードプレイヤーになります。
リードプレイヤーは手札から任意の1枚を表向きに出します。
以降時計回りに以下の通りプレイします。
  1. リードプレイヤーが出したスートがあれば、必ずそのスートを出します。複数ある場合はそのうちから任意の1枚を出します。
  2. リードプレイヤーが出したスートがない場合、切り札があれば必ず切り札を出します。複数切り札がある場合は、そのうちから任意の1枚を出します。
  3. リードプレイヤーが出したスートも、切り札もない場合は何を出してもかまいません。
切り札が出ていない場合は、リードプレイヤーが出したスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
切り札が出ている場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
勝ったプレイヤーは取ったトリック数がわかるように、1カ所に裏向きにして重ねて置きます。
勝ったプレイヤーがリードプレーヤーになります。
1トリック終了後、「さらしミゼール」を宣言したプレイヤーは、手札を全て表向きに公開します。
公開した手札はスートごとに分け、各カードが見えやすいように配置します。
全員の手札がなくなったら1ディール終了になります。
または「ミゼール」、「さらしミゼール」を宣言したプレイヤーが1トリックでもとればその時点で1ディール終了です。


得点

デクレアラーの成否で得点が決まります。
デクレアラーの成否は以下のように決めます。
成功
  1. ミゼール、さらしミゼールの場合:デクレアラーが1トリックも取ってなければ成功
  2. パートナーがいる場合:パートナーと合わせて取ったトリック数>=ビッド数
  3. パートナーがいない場合:デクレアラーが取ったトリック数>=ビッド数
上記以外は失敗になります。
成功した場合、取ったトリック数に関係なくビッドした数が得点になります。
例えばビッドした数が「10」で取ったトリック数が「12」の場合、得点は10点になります。
パートナーがいる場合、パートナーもデクレアラーと同じ得点を獲得します。
デクレアラーが単独の場合、デクレアラーのみが得点を獲得します。
ミゼールが成功した場合、デクレアラーは13点獲得します。
さらしミゼールが成功した場合、デクレアラーは26点獲得します。
デクレアラーが成功した場合は、それ以外のプレイヤーは得点を獲得することはできません。
失敗した場合は、デクレアラー以外のプレイヤーがビッドした数だけ得点を獲得します。
デクレアラー及び、デクレアラーのパートナーは得点を獲得できません。
ミゼールが失敗した場合、デクレアラー以外のプレイヤー3人は13点獲得します。
さらしミゼールが失敗した場合、デクレアラー以外のプレイヤー3人は26点獲得します。
ダブルハンドの場合、取った得点は倍になります。
つまりダブルハンドでデクレアラーがミゼールを成功した場合26点、さらしミゼールを成功した場合52点になります。

ゲーム終了

規定ディール数終了後、最も得点の高いプレイヤーの勝利です。
または規定処理点数以上達したプレイヤーの勝利です。
同点は引き分けになります。

バリエーション

ディール
各プレイヤーの手札を5枚ずつ2回配ります。残りを3枚ずつ配ります。
ビッド
最低ビッドを10から7に変更します。
ミゼールのビッド
ミゼールのビッドを10と11の中間の強さに変更します。
つまりミゼールは10のビッドより強く、11のびっどより弱くなります。
さらしミゼールは最強のビッドのままになります。
ミゼールの得点は10点、さらしミゼールの得点は26点になります。
得点
ビッドの成否にかかわらず。デクレアラー、デクレアラーのパートナー以外のプレイヤーは取ったトリック数分の得点を獲得します。
デクレアラーがミゼールを失敗した場合、それ以外のプレイヤーはミゼールの得点に加え、取ったトリック数分の得点を獲得します。
またビッドで13を宣言した場合、デクレアラーまたはデクレアラーのパートナーの得点を26点に変更します。
デクレアラーが失敗した場合、デクレアラーまたはデクレアラーのパートナーは26点獲得します。

面白そうなトリックテイキングゲームです。
さらしミゼールはなかなか緊張感がありそうです。
一度遊んでみたいと思います。
参考サイト
PAGAT.COM
archive copy of Jim Buckley's website

2018年12月15日土曜日

パーラッケン(Perlaggen)

ワイルドだぜ

パーラッケンは、オーストリアのチロル地方で遊ばれているトリックテイキングゲームです。
ワイルドカードがある珍しいトリックテイキングゲームです。
4人ペア戦になります。
通常のトランプのうち、6~K,A、それ以外は7~K,Aだけを使います。
つまりジョーカー、2~5、♠2~6、♣2~6、2~6を除きます。
使うトランプは全部で33枚になります。
このゲームは時計回りに進行します。
ゲームの目的:ペアで合計18点以上とること。
このゲームではプレイ中でのパートナー同士の会話は自由です。ただし手札を見せ合うことは出来ません。

カードの強さ

各スートの強さは
A>K>Q>J>10>9>8>7>6
です。
またこのゲームには他のどのカードの代わりとして使えるワイルドカードがあります。
ワイルドカードは以下のカードです。
  1. K(マクシ)
  2. 6(ベリ)
  3. 7(シェル・スピッツ)
  4. ♣7(アイヒェル・スピッツ)
  5. 切り札の7(か♠の時のみ)
  6. 切り札のJ
  7. 切り札のQ
上記1~4のカードを「恒久ワイルドカード」と呼びます。
番号が小さいほど強いカードになります。
ワイルドカードは、どのカードの代わりにもなります。手札に同じカードがあっても、既に出たカードであっても、場に同じカードがあってもかまいません。

ディール

じゃんけんなど適当な方法で最初のディラーを決めます。
以降ディーラーは時計回りに持ち回りで交代します。
カードをシャッフルした後、右隣のプレイヤーがカットします。
右隣のプレイヤーは、カットした上半分のカードの一番下のカードを自分で見ます。
そのカードが恒久ワイルドカードだった場合、そのカードを全員に見せて自分の手札にします。
その後カードを元の状態に戻して、再びカットをします。
これを上半分のカードの一番下のカードが恒久ワイルドカードでなくなるまで続けます。
カットして一番下のカードが恒久ワイルドカードでない場合は、カットしたカードが一番下になるようにしてカットを終了します。
ディラーはまず2枚ずつ、次に3枚ずつ、ディーラーの左隣のプレイヤーから時計回りに配ります。
このときすでに恒久ワイルドカードを手にしているプレイヤーがいれば、該当プレイヤーに配るときは、その分枚数を減らします。
各プレイヤーの手札は5枚になります。

切り札の決定

配り残りのカードから1枚を表向きにします。そのカードのスートが切り札になります。
それ以外のカードは裏向きのままにします。
もし切り札表示のカードが恒久ワイルドカードの場合でも、そのカードのスートが切り札になります。
例えば切り札表示のカードが6だった場合、切り札はになります。
切り札表示のカードが恒久ワイルドカードの場合、ディラーは恒久ワイルドカード以外で手札に切り札があれば、そのカードと交換することができます。
もしディーラーに該当のカードがなければ、ディラーのパートナーが交換できれば。交換します。
例えば切り札表示カードが6で、ディラーの手札に7以外のがあればそのカードと交換することができます。


プレイ

ディラーの左隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
リードプレイヤーから時計回りにプレイします。
リードプレイヤーは手札から何を出してもかまいません。
もしワイルドカードをリードでプレイする場合は、スートとランクを指定します。
指定しなかった場合は出したスートとランクのままになります。
以降のプレイヤーは以下の通りプレイします。
  1. リードプレイヤーが出したスートが手札にある場合は、そのスートを出すかまたは切り札を出します。
  2. リードプレイヤーが出したスートが手札にない場合は、切り札を含め何を出してもかまいません。
  3. 切り札がリードされた場合、手札に切り札があれば必ず出します。ただいワイルドカードは切り札以外のカードにもなりますので、出す必要はありません。
プレイで使ったカードは各プレイヤーの前に、左から順番に裏向きに置きます。

得点要素

このゲームでは3つの得点要素があります。どの得点要素も1点ですが。後述するビッドにより得点が上がります。
どの得点要素にもワイルドカードを使うことができます。
各ワイルドカードは得点要素ごとに別のカードの代わりとして使うことが出来ます。
トリック中に「あるカード」としてワイルドカードを使ったとしても、得点要素の時には別のカードとして使うことができます。
例えば例えば7をトリック中Kとして使っても、グライヒまたはハンガーでは♣Aとして使うことが出来ます。
1枚のワイルドカードを、グライヒ、ハンガーの時には一度決めたカードとして扱います。
例えば7を♠Aとしてグライヒで使った場合、ハンガーでも♠Aとしてみなします。
  • グライヒ:2枚以上の同じランクがある時、最も強いものを持っているプレイヤーのチームが得点します。強さは次のように決めます。
    • 枚数が多い方が強い
    • 同じ枚数であれば、ランクが強い方
    • ランクの強さは:A>K>Q>J>10>9>8>7>6
  • ハンガー:同じスートの2枚以上のシークエンスがあるとこ、最も強いものを持っているチームが得点します。強さは次のように決めます。
    • 枚数が多い方が強い
    • 同じ枚数であれば、ランクが強い方
    • ランクの強さは:A>K>Q>J>10>9>8>7>6
  • シュピール:プレイで3トリック取ったチームが得点します。

ベッド

各得点要素について、ベッドによって得点を1点上げることができます。
各自手札が配られた後、各プレイヤーは各得点要素について、ベッドすることができます。
ベッドはプレイ中に行っても構いません。
ベッドされた相手チームの誰でも、次のどれか1つを答えなくてはなりません。
  1. グッド:その得点要素での負けを認めます。ベッドで上げる前の得点がベッドをしたチームにつきます。
  2. ホールド:提案を受け入れ、その得点要素を1点上げます。
  3. レイズ:提案を受け入れたうえで、さらに1点上げることを提案します。
レイズが会った場合、相手チームは上記の1~3のいずれか1つを答えます。レイズを行っている間はベッドは終了しません。
ベッドが出来るのは、各得点要素でまだベッドが行われていないか、自分のチームが前回のベッドでホールドを選択した時です。
グライヒやハンガーをベッドでする時は、自分の手札に少なくとも1組のグライヒまたはハンガーがなければなりません。
5トリック目のリードが行われた時は、リードされたスートまたはワイルドカードを持っているプレイヤーのみがベッドを行うことができます。
各得点要素について、自分のチームの負けを認めることはできます。

ショーダウン

シュピールがベッドされ、いずれかのチームが「グッド」を宣言すると、プレイ途中であっても1ディール終了になります。
シュピールがベッドされていない場合は。5トリック終了後1ディール終了になります。
1ディール終了後、グライヒとハンガーの勝敗を決めるため、それぞれ次のどれかを行います。
決めるのはシュピールで得点を獲得したチームまたは、3トリック以上取ったチームになります。
  1. 負けを認める
  2. 手札からカードを出し相手のカードより強いグライヒやハンガーを作る
  3. ベッドを行う
上記を繰り返して勝敗と点数を決めます。

ゲーム終了

合計点が18点になったチームの勝利です。
同じディールで両チームが18点になった場合は、次の順番で先に18点に達したチームの勝利になります。
  1. 相手が負けを認めた得点要素の点数
  2. ベッドが行われたことのある得点要素の点数
  3. ベッドが全く行われなかった得点要素の点数
上記はグライヒ、ハンガー、シュピールの順に判定します。

ゲシュトリッヒェン

プレイ中でも、相手が負けを認めた点数で合計点が17点に達したチームは、ゲシュトリッヒェン状態になります。
ゲシュトリッヒェン状態になったチームはベッドを始めることはできません。
両チームがゲシュトリッヒェン状態で、グライヒまたはハンガーで負けを認めていない場合は、3枚以上のグライヒまたはハンガーを持っているチームが勝ちます。
どちらも3枚以上の場合は、枚数、カードの強さの順で決めます。

一度遊びました。
プレイ途中でもベッドが行われるため、プレイが中断することも時々起こってしまいます。
トリックテイキングの点数の要素は「シュピール」だけで、残りの2つは手役です。
そのため、トリックテイキングの要素がかなり薄いゲームに感じます。
トリックテイキングゲームを楽しむというより、お互いわいわい話し合って、ベッドの駆け引きを楽しむ、そんなゲームに感じました。


参考サイト

2018年12月10日月曜日

ガイゲル(Gaigel)

切り札の「7」に気をつけろ

ガイゲルはドイツのシュヴァーベンでプレイされているトリックテイキングゲームです。
通常は4人ペア戦で遊ぶようですが6人(3人1組)で遊ぶことも出来るようです。
3人でもプレイ可能のようですが、3人ルールは明確でないようです。
このゲームではトランプ2セットを使います。
トランプ2セットより各スートの2~6,8,9を除きます。
つまり使うのはA,K,Q,J,10,7のみです。
全部で48枚になります。
ドッペルコップ用のトランプデッキをお持ちの方は、「7」の代わりに「9」を使ってください。
各カードの強さは:A>10>K>Q>J>7
このゲームは反時計回りに進行します。
ゲームの目的:ゲームを始める前にゲームポイントを決めておきます。
規定のゲームポイント以上を先取したチームの勝利です。
ゲームを始める前に適当にディール数を決めてもよいと思います。
最初に4人用のルールから説明します。
6人プレイの時も4人時と同じルールです。

ディール

ジャンケンなどで仮のディーラーを決めます。
仮のディーラーはカードをシャッフルし、表向きに1枚ずつ配ります。
最初にAが配られたプレイヤーが最初のディーラーになります。
以降ディラーは反時計回りに持ち回りで交代します。
ディラーはシャッフルした後、ディーラーの右隣のプレイヤーから反時計回りに、最初に3枚ずつ、そのあと2枚ずつ、各プレイヤーに裏向きのまま配ります。
各プレイヤーの手札は5枚になります。
余ったカードは裏向きのまま山札として、場の中央に置きます。
ディーラーは山札の一番上のカード1枚だけ表向きにします。
このカードのスートが切り札になります
切り札はスートがわかるよう、山札の下に90度回転させて表向きに置きます(写真参照)。

カードの得点

各カードの得点は下記表の通りです。
各カード2枚ずつ入っていますので合計240点になります。
後述しますが、手札に同じスートのKとQがあれば、その2枚を公開して得点を獲得することができます。
切り札以外のKとQであれば20点、切り札のKとQであれば40点になります。
ただしすでにプレイしたカードを使ってこの得点を得ることはできません。
またこの得点を得るためには、自分またはパートナーが1トリック以上取っていることが前提になります。

プレイ

ディーラーの右隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
最初のトリックのみ特殊なルールでプレイします。
最初のトリックの時だけ、手札が切り札しかない場合を除き、切り札をプレイすることは出来ません。
リードプレイヤーは以下の3つのうちいずれか1つの方法でプレイします。
  1. 切り札以外のA・1枚を表向きにプレイする:他のプレイヤーは反時計回りに1枚ずつ表向きにプレイします。出すカードはリードプレイヤーが出したスートに関係なく、切り札以外であれば、好きなカードを出すことができます。他のプレイヤーがどのカードを出しても、必ずリードプレイヤーが勝ちます。
  2. 「ハイアーカード」と宣言し、A以外のカードを1枚裏向きにプレイする:他のプレイヤーは裏向きに1枚ずつプレイします。出すカードはリードプレイヤーが出したスートに関係なく、切り札以外であれば、好きなカードを出すことができます。リードプレイヤーが出したスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。同じ強さのカードが2枚出ている場合は、先出し勝ちになります。
  3. 「セカンドエース」と宣言し、切り札以外のA・1枚を裏向きにプレイする:他のプレイヤーは裏向きに1枚ずつプレイします。出すカードはリードプレイヤーが出したスートに関係なく、切り札以外であれば、好きなカードを出すことができます。リードプレイヤーと同じAを出したプレイヤーが勝ちます。
最初のトリックでは、手札が切り札しかない場合以外は切り札を出すことはできません
手札が切り札のみのときに限り、手札を公開したうえで、切り札をプレイします。ただし、リードプレイヤーが切り札をプレイしたとき以外は必ず負けます。
リードプレイヤーが手札に切り札しかない場合も、手札を公開したうえで、切り札を表向きにプレイします。他のプレイヤーは手札が全て切り札の時のみ、切り札をプレイします。手札に切り札以外のカードがあれば、切り札以外のカードをプレイします。
その場合、出された切り札のうち一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。同じ強さのカードが2枚出ている場合は、先出し勝ちになります。
勝ったプレイヤーは出されたカードを裏向きにして、自分の脇に重ねて置きます。
勝ったプレイヤーがリードプレイヤーになります。
1トリック目終了後、リードプレイヤーから反時計回りに、手札が5枚になるよう山札から1枚ずつ補充します。

2トリック目以降は以下の通りプレイします。
リードプレイヤーは手札から表向きに1枚プレイします。出すカードは何を出してもかまいません。
以降反時計回りに各プレイヤーは手札から表向きに1枚プレイします。出すカードは何を出してもかまいません。
リードプレイヤーと同じスートを出してもかまいませんし、リードプレイヤーと違うスートを出してもかまいません。勿論切り札を出してもかまいません。
切り札が出ていない場合は、リードプレイヤーが出したスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。同じ強さのカードが2枚出ている場合は、先出し勝ちになります。
切り札が出ている場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。同じ強さのカードが2枚出ている場合は、先出し勝ちになります。
勝ったプレイヤーは出されたカードを裏向きにして、自分の脇に重ねて置きます。
勝ったプレイヤーがリードプレイヤーになります。
トリック終了後、リードプレイヤーから反時計回りに、手札が5枚になるよう山札から1枚ずつ補充します。
KQ宣言
KQ宣言は自分またはパートナーが1トリック以上取っていないと宣言できません。
手札に同じスートのKとQがあれば手札から公開し、得点を獲得できます。
切り札以外のKとQであれば20点、切り札のKとQであれば40点になります。
宣言後は手札に戻します。トリックで使った後宣言したことがわかるように、使ったカードのうち1枚を表向きにして脇に置きます。
すでにプレイしたカードを使ってこの得点を得ることはできません。
また一度宣言に使ったカードを再び使い回すことは出来ません。
宣言に使わなかったカードであれば、既に宣言したスートと同じでも得点を獲得することができます。
原文では宣言のタイミングは明記されていませんが、手札の補充後が良いかと思います。
切り札の「7」
手札に切り札の「7」があるプレイヤーは、切り札表示のカードと交換することができます。
交換に使った切り札表示の「7」は、新たな切り札表示として、山札の一番下にスートがわかるよう置きます。
2枚目の切り札の「7」が手札にあった場合、切り札表示の「7」を表向きのまま脇に置きます。そのトリック終了した後、山札から引く代わりに脇に置いた切り札の「7」を手札に加えます。
手札の補充など同じタイミングで、切り札の「7」を引いた2人が同じペアだった場合、どちらが切り札表示のカードを取るか相談して決めます。
このとき手札の内容を言うことはできません。
もしお互いに違うチームだった場合、引いた順番が優先されます。
先に引いたプレイヤーが切り札表示のカードと交換をし、その後次に引いたプレイヤーが切り札表示の「7」を自分の脇に置きます。

切り札表示を含め山札が残り4枚(ない場合は山札だけで4枚)になった時、切り札表示がある場合は、その直前のトリックで勝ったプレイヤーが切り札表示のカードを取ります。
山札がなくなった直後より以下の通りプレイします。
  1. リードプレイヤーが出したスートがあれば、必ずそのスートを出します。複数ある場合はそのうちから任意の1枚を出します。
  2. リードプレイヤーが出したスートがない場合、切り札があれば必ず切り札を出します。複数切り札がある場合は、そのうちから任意の1枚を出します。
  3. リードプレイヤーが出したスートも、切り札もない場合は何を出してもかまいません。
切り札が出ていない場合は、リードプレイヤーが出したスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。同じ強さのカードが2枚出ている場合は、先出し勝ちになります。
切り札が出ている場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。同じ強さのカードが2枚出ている場合は、先出し勝ちになります。
勝ったプレイヤーは出されたカードを裏向きにして、自分の脇に重ねて置きます。
勝ったプレイヤーがリードプレイヤーになります。
トリック終了後、リードプレイヤーから反時計回りに、手札が5枚になるよう山札から1枚ずつ補充します。
全員の手札がなくなったら1ディール終了です。

ゲーム終了

トリック終了後、今まで取ったカードの得点とKQの宣言の得点を合計し、101点以上獲得していると確信した場合、「アウト」と宣言します。
宣言通り101点以上獲得し、相手チームが1トリック以上取っている場合は1ゲームポイントを獲得します。
もし相手チームが1トリックも取っていない場合は、2ゲームポイントを獲得します。
宣言し101点未満だった場合は、相手チームが2ゲームポイントを獲得します。
プレイ前に決めておいたゲームポイント以上を先に獲得したペアの勝利となります。

シグナル

このゲームでは以下のシグナルが許されています。
それ以外の会話は基本的に禁止されています。
  • 舌で頬の内側を押す:手札にが1枚以上ある
  • 肩をかく:手札に♣が1枚以上ある
  • 心臓に手を当てる:手札にが1枚以上ある
  • 唇から舌を出す:手札に♠が1枚以上ある
  • まばたきをする:手札に切り札Aが1枚以上ある

バリエーションゲーム

ゲーム終了
5ゲームポイント以上を先に獲得したペアの勝利になります。
「7」5枚
最初に配られた手札に「7」が5枚あれば。それを公開します。
即座にプレイ終了し、そのペアが1ゲームポイントを獲得します。
「7」・4枚
最初に配られた手札に「7」が4枚あれば。それを公開します。
手札に5枚目の7がきた時点でプレイ終了となり、そのペアの勝利になります。
即座にそのペアが1ゲームポイントを獲得します。
5枚目の7が来るまではそのプレイヤーは「7」以外をプレイします。
プレイしたカードが切り札であれば必ず負けます。
同じスート5枚
最初に配られた手札または、手札補充後、5枚の手札が全て同じスートの場合、手札を公開します。
即座にプレイ終了し、そのペアが1ゲームポイントを獲得します。

なかなか博打要素があるトリックテイキングゲームです。
個人的にはまったりディール数を決めて、得点が高い方が勝ちの方が良いような気がします。
ドイツではビール片手につまみのナッツをチップの代用にして、遊んでいるのかもしれません。
機会が遊んでみようと思います。

参考サイト
PAGAT.COM
WHITE NUCKLE PLAYING CARDS
Read Tiger

2018年12月5日水曜日

アップルズ(Apples)

科学者が生み出したトリックテイキングゲーム

アップルズはハーツ系のトリックテイキングゲームです。
4人用のゲームで個人戦になります。
のゲームは2009年イギリスのケンブリッジで開催された、第41回国際科学オリンピックにおいて、参加したアメリカチームのメンバーのうちの2人によって創作されました。
通常のトランプよりジョーカーを除いた52枚を使います。
強さは
A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
です。
このゲームは時計回りに進行します。



ディール

じゃんけんなど適当な方法で最初のディラーを決めます。
以降時計回りに持ち回りでディーラーを交代します。
ディーラーはシャッフルした後、各プレイヤーにカードを1枚ずつ裏向きのまま配ります。
各プレイヤーの手札は13枚になります。配り残りはありません。

ビッド

ディラーの左隣のプレイヤーから時計回りにビッドするかパスをします。
ビッドの時のみスートの強さが存在します。
ビッドのスートの強さ:
>>♣>♠
です。
ビッドする場合は切り札にしたいスートの後に交換する手札の枚数を宣言します。
ビッドする場合は直前のビッドより強い宣言をする必要があります。
つまり直前のプレイヤーより強いスートを宣言するか、交換する枚数を多く宣言します。
例えば直前のプレイヤーが「2」とビッドした場合は、「2」または「3」とビッドすればより強いビッドを宣言したことになります。
もし直前のプレイヤーが「♠3」とした場合、ビッドする時は交換する枚数を多く宣言しなければなりません。
宣言したスートがビッドした枚数以上手札になければなりません。
例えば「3」と宣言した場合は、手札にが3枚以上なければなりません。
が2枚しかない場合は、「3」と宣言することはできません。
ビッドしたくないまたはビッド出来ない場合はパスをします。
ルール上明記されていませんが、パスをした後でもビッドはできると思われます。
1人を除いて全員パスした場合はビッド終了となります。
最も強いビッドをしたプレイヤーがデクレアラーになります。
デクレアラーが宣言したスートが切り札になります。
もし一度もビッドがなく全員パスした場合は、ディラ-を交代せずに配り直しになります。

カードの交換

デクレアラーはビッドした数だけ切り札を裏向きに場に伏せます
以降各プレイヤーは時計回りにデクレアラーがビッドした数分、手札から任意のカードをと裏向きに場に伏せます。
つまりデクレアラー以外のプレイヤーは切り札以外でも場に出すことができます。
各プレイヤーが手札を裏向きに場に伏せた後、ディラーは場に伏せたカードを全て集めてシャッフルします。ディラ-は再度各プレイヤーが手札13枚になるようカードを配ります。


プレイ

プレイ開始前に各プレイヤーは手札から1枚裏向きに伏せます。
このカードを「ターゲットカード」と呼びます。
「ターゲットカード」と同じランクを2枚以上取った場合、より高い得点を獲得できます。
「ターゲットカード」はプレイ中使うことはありません。
「ターゲットカード」については後述します。
デクレアラーが最初のリードプレイヤーになります。
プレイはマストフォローのトリックテイキングになります。
つまり:
  1. リードで出されたスートがある場合は、必ずそのスートを出します。複数ある場合は、任意の1枚を出します。
  2. ない場合は、切り札を含め何を出してもかまいません。
切り札が出た場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
切り札が出ていない場合は、リードで出されたスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
勝ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
全員の手札がなくなったら、1ディール終了です。

得点

1ディール終了後、取ったカードを集めランクごとに分けます。
取ったランクが1枚しかない場合は、得点にも失点にもなりません。
トリックで取ったカードの中で同じランクを2枚以上取った時のみ得点になります。
得点は下記の通りです。
「ターゲットカード」と同じランクのカードを1枚取った場合は、上記の得点を獲得します
「ターゲットカード」と同じランクのカードを2枚取った場合は、40点獲得します。上記のカードの得点は無視します。
「ターゲットカード」と同じランクのカードを3枚取った場合は、80点獲得します。上記のカードの得点は無視します。

ゲーム終了

ディール終了後いずれかのプレイヤーが250点以上達していればゲーム終了です。
最も得点が高いプレイヤーの勝利になります。

まだプレイはしていません。
読んだ第一印象は、良い意味で意地の悪いゲームだと感じました。
失点制のバリエーションのようですが、ターゲットカードとかみ合えば高得点が望めるゲーだと思います。
機会があれば一度遊んでみようと思います。

参考サイト
Wikipedia(Apples)

2018年12月3日月曜日

クイント(Quinto)

クイントは4人ペア戦のトリックテイキングゲームです。

通常のトランプ52枚にジョーカー1枚を加えます。全部で53枚になります。
このゲームは時計回りに進行します。
ゲームの目的:250点先取
ゲームを始める前に適当にディール数を決めてもよいと思います。



カードの強さ

このゲームではスートの強さが存在します。
スートの強さは>>♣>♠
例えばAより2の方が強いということになります。
各スートの強さはA>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
です。
ジョーカーは最弱になります。ジョーカーはどのスートにも属しません。

カードの得点

カードの得点は下記表のとおりです。

ディール

最初のプレイ開始前に、じゃんけんなど適当な方法で最初のディラーを決めます。
以降ディラーは、時計回りに交代します。
ディーラーはシャッフルした後、各プレイヤーの手札が12枚になるよう、裏向きのまま配ります。
残った5枚は裏向きのままテーブルの脇に置きます。残った5枚のことを「カシェット」と呼びます。
各プレイヤーが手札を見た後、ディラーの左隣のプレイヤーから時計回りの純に、「ダブル」、「リダブル」、または「パスを」宣言します。
ダブルは取った点数を2倍、リダブルは取った点数を4倍にします。
ただしリダブルは、相手チームのいずれかのプレイヤーがダブルを宣言した後にしかできません。
この適応は宣言したプレイヤーとペア2人に適応されます。
全員パスした場合は、通常通りの得点になります。
この宣言は1巡のみ行います。

プレイ

ディラーの左隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
リードプレイヤーから時計回りにプレイします。
カードのプレイは以下に従います。
  1. リードで出されたスートがある場合は、必ずそのスートを出すか、ジョーカーを出します。リードで出されたスートが複数ある場合は、任意の1枚を出します。
  2. ない場合は、ジョーカーを含めて何を出してもかまいません。
  3. つまりジョーカーはいつ出してもかまいません。
  4. リードでジョーカーが出された場合、次のプレイヤーが出したスートをフォローします。
リードで出されたスートだけが出た場合は、そのスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
リードで出されたスート以外が出た場合は、まず出されたスートの強弱を確認し、一番強いスートを出したプレイヤーが勝ちます。一番強いスートが複数出ている場合は、そのスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
例えばリードプレイヤーが♠K、2番目のプレイヤーがJ、3番目のプレイヤーが♣A、4番目のプレイヤーがQを出した場合、4番目のプレイヤーが勝ちます。
勝ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
取ったカードはトリックごとに分けて裏向きに起きます。
全員の手札がなくなったら、1ディール終了です。
最後のトリックで勝ったプレイヤーは、カシェット5枚を獲得します。


得点

以下の点数を合計します。
  • 1トリックにつき5点
  • ガシェットを取ったペアに5点
  • トリック中に取ったカードに得点になるカード、またはカードの組み合わせがある場合:上記表の該当の得点
  • ガシェットの中に取ったカードに得点になるカード、またはカードの組み合わせがある場合:上記表の該当の得点
ダブルを宣言した場合は上記得点が全て2倍、リダブルを宣言した場合は上記得点が全て4倍になります。


ゲーム終了

プレイ中、ディール終了後関わらず、どちらかのペアが250点以上に達したら、そのチームの勝利でゲーム終了となります。
両チームとも250点以上の場合は、より得点が高いペアの勝利となります。
何ゲームか行う場合は、先に2ゲーム勝利したペアの勝利となります。



以前から気になっていたゲームですが、なかなか遊ぶ機会がありませんでした。
来年こそは遊んでみたいと思います。

参考サイト
ゲームファーム

2018年11月20日火曜日

和訳初出ゲームにつきまして

2018年11月24日ゲームマーケットで販売する
「キリンが欲望の赴くままにトランプのトリックテイキングゲーム本を書いてみました」のうち和訳初出のゲームは以下の通りです(2018年9月1日現在)。
ゲームマーケット販売に関しましては、「キリン、時々遊戯」をご参照ください。

和訳初出

・ネクサス
・10ポイントピッチ*
・トライアスロン
・ティジーカ
・アメリカーナ
・ナイジェリアン・サニー*
・ダブルダック
・ツイスト
・テトカ
・アブラカタブラ
・セブンティーン
・バッティングテイキング
・キャテ
・エィティ・スリー*
以上14作。
*印はバリエーションゲームです。

掲載ゲーム

一部バリエーションのみが初出のゲームは以下の通りです。
・ナインティナイン
・カウンターポイント
・サニー
以上3作

掲載ゲームは以下の通りです。

掲載ゲーム(赤:初出、青;一部バリエーションのみ初出)

1.ナインティ・ナイン
2.カウンターポイント
3.ネクサス
4.ツーハンデッド・スペード
5.セドマ
6.ピッチ
7. 10ポイント・ピッチ
8.バッテン・バーバリア地方のルール
9.バッテン・チロル地方のルール
10.ネイブ
11.バウンサーズ
12.イタリアン・ホイスト
13.グズベリー・フール
14.トライアスロン
15.ティジーカ
16.ハムレット
17.ミットレール・ヤス
18.バガミ
19.トリガミ
20.ノーティス
21.ミニミゼール
22.フィプセン
23.アルセーヌ新版
24.タントニー
25.アメリカーナ
26.パスカットラン
27.トルフコール
28.フートプッシ
29.サニー
30.ナイジェリアン・サニー
31.ダブルダック
32.マラフォン
33.フィネス
34.ツイスト
35.ギロチン
36.テトカ
37.シークレット・エージェント
38.アブラカダブラ
39.ツバンツィッヒ・アプ
40.セブンティーン
41.ブリスコラ・ブジャルダ
42.バッティングテイキング
43.キャテ
44.エイティ・スリー
45.シュミア
46.フエーフ
47.カマリ
48.ブラックレディ
49.ドラフトレディ
50.キャンセレーション・ブラックレディ
以上(掲載順)

不明点などがありましたら、下記メールアドレスまでご連絡ください。