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2023年12月23日土曜日

Cucumber

きゅうりは比較的最近、恐らく1940年ごろのゲームです。
このゲームは国、国内でもゲームのルールが異なっています。

インデックス

長い文章になりますので、インデックスを作りました。
・インデックスはこちら
<アグルク>

アグルク(デンマーク)

👉プレイ人数:2~7人
👉使用するカード:通常のトランプからジョーカーを除いた52枚。
👉ゲームの目的:できるだけ最後のトリックに弱いカードを残すこと
このゲームは時計回りに進行します。
あらかじめチップなどご用意ください。
👉カードの強さ:A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
このゲームではスートは無視します。ランクだけの勝負になります。
👉カードのポイント
  • A:各14ポイント
  • K:各13ポイント
  • Q:各12ポイント
  • J:各11ポイント
  • 2~10:数字そのまま
👉ディール
じゃんけんなど適当な方法で最初のディーラーになります。以降ディーラーは時計回りで持ち回りで交代します。
ディーラーは使用するカードをシャッフルした後、各プレイヤーの手札が7枚になるよう、裏向きにしてカードを1枚ずつ配ります。
各プレイヤーの手札は7枚です。
👉プレイ
手札の交換はありません。
ディーラーの左隣が最初のリードプレイヤーになります。
リードプレイヤーは手札から好きなカードを1枚出します。
以降のプレイヤーは、直前に出されたカードより強いカードを1枚出すか、または手札のうち最も弱いカードを1枚出します。
最も強いカードを出したプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
以降手札がなくなるまでプレイを続けます。
👉得点
最後のトリックで一番強いカードを出したプレイヤーがこのディールの敗者になります。
敗者は自分が出したカードのポイントだけチップ(得点)を獲得します。
最後のトリックで最も強いカードを出したプレイヤーが複数いる場合は、最後に最強のカードを出したプレイヤーが敗者になります。
敗者は自分が出したカードのポイントだけチップ(得点)を獲得します。他の最強のカードを出したプレイヤーはカードのポイント分だけチップ(得点)を差し引かれます。差し引かれた結果、0より下がることになっても0のままです。
合計21点以上になっていたら、ゲームから脱落します。
👉ゲーム終了
1人だけ残った時点でそのプレイヤーの勝利となりゲーム終了となります。
それ以外は使ったカードを全て集め、次のディールを続けます。
👉バリエーション
ジョーカー3枚を加えた55枚を使います。
カードの強さは:ジョーカー>A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
カードのポイントは:
  • ジョーカー:各15点
  • A:各14ポイント
  • K:各13ポイント
  • Q:各12ポイント
  • J:各11ポイント
  • 2~10:数字そのまま
になります。
ディールの後、ディーラーの左隣のプレイヤーが山札と交換することができます。
その場合は、手札から好きな枚数を裏向きに捨て札にした後、手札が7枚になるよう山札から補充します。
次に、各プレイヤーは、最初のプレイヤーと同じ枚数のカードを捨てて、手札を補充することができます。最初のプレイヤーと異なる枚数のカードを捨てることはできません。
捨てずに元の手札でプレイすることを選択することもできます。
最初のプレイヤーが交換しない場合、他のプレイヤーも交換はできません。
山札に残っているカードが少ない場合、次のプレイヤーは山札に残っているのと同じ枚数のカードと交換するか、まったく交換しないかどちらかになります。
山札がなくなった場合、以降のプレイヤーは交換できません。



グルカ(スウェーデン)

👉プレイ人数:2~8人
👉使用するカード:通常のトランプからジョーカーを除いた52枚。
👉ゲームの目的:できるだけ最後のトリックに弱いカードを残すこと
このゲームは時計回りに進行します。
あらかじめチップをご用意ください。
ゲーム開始前に各プレイヤーの所持チップ数を決めておきます。
またこのゲームではアンティがあります。事前に払うチップ数を決めておきます。
👉アンティ:
全員がポットに等しいチップ数を払います。
👉ディール:
じゃんけんなど適当な方法で最初のディーラーになります。以降ディーラーは時計回りで持ち回りで交代します。
ディーラーは使用するカードをシャッフルした後、各プレイヤーの手札が6枚になるよう、裏向きにしてカードを1枚ずつ配ります。
各プレイヤーの手札は6枚です。
👉プレイ
手札の交換はありません。
ディーラーの左隣が最初のリードプレイヤーになります。
リードプレイヤーは手札から好きなカードを1枚出します。
以降のプレイヤーは、直前に出されたカードより強いカードを1枚出すか、または手札のうち最も弱いカードを1枚出します。
最も強いカードを出したプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
以降手札がなくなるまでプレイを続けます。
👉得点
最後のトリックで一番強いカードを出したプレイヤーがこのディールの敗者になります。
敗者は自分が出したカードのポイントだけチップ(得点)を獲得します。
最後のトリックで最も強いカードを出したプレイヤーが複数いる場合は、最後に最強のカードを出したプレイヤーが敗者になります。
敗者は自分が出したカードのポイントだけチップ(得点)を獲得します。他の最強のカードを出したプレイヤーはカードのポイント分だけチップ(得点)を差し引かれます。差し引かれた結果、0より下がることになっても0のままです。
合計30点以上になっていたら、ゲームから脱落します。
👉バイ・イン
残っているプレイヤーが3人以下になったとき、各プレイヤー1回だけできます。
ポットと払ったチップとは別に同じチップ数(つまりアンティの2倍のチップ数)を払えば、今までの累積点数が他のプレイヤーの最高得点までに戻せます。
通常は敗退確定前に行いますが、他のプレイヤーの合計点より圧倒的に多い場合は有効かもしれません。
👉ゲーム終了
1人だけ残った時点でそのプレイヤーの勝利となります。
勝利したプレイヤーは全てのアンティを獲得してゲーム終了となります。
それ以外は使ったカードを全て集め、次のディールを続けます。
いくつかバリエーションがあります。
👉マスト・ウィンバリエーション:
手札に直前のカードと同じ強さのカード、またはそれより強いカードがある場合、必ずそのカードを出さなければいけません。直前のカードと同じ強さのカード、またはそれより強いカードがない場合のみ、手札のうち最弱のカードを出します。
👉エースバリエーション:
直前にAが出された場合、手札のうち最弱のカードを出します。
👉リードバリエーション:
リードで出すとき手札のうち最弱のカードを出します。
👉脱落バリエーション:
合計30点ではなく、合計20点以上で脱落にします。また各プレイヤーは一度だけ、今までの累積点数が他のプレイヤーの最高得点までに戻せます。このとき、追加でチップを払う必要はありません。



オグレク(ポーランド)

アグルクとほとんど同じルールです。アグルクと異なる点を紹介します。
👉プレイ人数:2~8人以上
8人以上でプレイする場合は、ジョーカーを除いた52枚のトランプを2組使います。
👉手札の枚数:各プレイヤーの手札は6枚になります。
👉カードのポイント:Aは1点になります。それ以外のカードのポイントは変わりません。
👉プレイ
ディーラーの左隣が最初のリードプレイヤーになります。
リードプレイヤーは手札から好きなカードを1枚出します。
以降のプレイヤーは、直前に出されたカードと同じ強さのカードを出すか、またはより強いカードを1枚出します。ない場合に限り手札のうち最も弱いカードを1枚出します。
最も強いカードを出したプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
以降手札がなくなるまでプレイを続けます。
👉脱落の点数:合計50点以上で脱落になります。バリエーションで合計21点以上で脱落にすることもできます。
👉コントラバリエーション:ディーラーの左隣から時計回りに、プレイ開始前に払うチップを倍にする、「コントラ」発言をするかしないかを決めます。
誰かが「コントラ」を宣言したら、その時点でこの宣言を終了します。
コントラ発言があった場合、負けたプレイヤーはカードポイントの2倍チップを受け取ります。
もしコントラ発言したプレイヤーが負けた場合、カードポイントの4倍チップを受け取ります。



クルック / マタペサ / ラッシ(フィンランド)

フィンランドでは「クルック(KURKKU)」、「マタペサ(MÄTÄPESÄ)」、「ラッシ(RASSI)」いくつかの名前で呼ばれています。
いずれもアグルクとほとんど同じルールですが、その名によって微妙にルールが異なっています。
それぞれアグルクと異なる点を紹介します。

クルック
👉プレイ人数:3~4人
👉手札の枚数:各プレイヤーの手札は7枚になります。
👉プレイ:プレイした後のカードは、今までプレイしたカードが誰からもわかるように、場に残しておきます。
👉脱落の点数:合計30点以上で脱落になります。

マタペサ
👉プレイ人数:3~8人
👉手札の枚数:各プレイヤーの手札の枚数が均等になるように配ります。
👉プレイ:プレイした後のカードは、今までプレイしたカードが誰からもわかるように、場に残しておきます。
👉脱落の点数:特に決まっていません。プレイ開始前に事前に決めておいてください。

ラッシ
👉プレイ人数:2~9人
👉手札の枚数:各プレイヤーの手札は6枚になります。おそらく6人以上の場合はトランプ2組を使うと思われますが、言及はありません。
👉カードの強さ:最後のトリックとそれ以外のトリックで強さが変わります。
最後のトリック以外:A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
最後のトリック:K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2>A
👉交換:
  1. プレイ開始前にディーラーは、ディーラーの左隣から時計回りの順に、「フリーですか?」と確認します。聞かれたプレイヤーは手札にK,Q,Jが1枚もなければ、手札を全て捨て札にして、山札と交換することができます。
  2. その後、ディーラーは、ディーラーの左隣から時計回りの順に、「ダブルしますか?」と確認します。聞かれたプレイヤーはするか、しないかを答えます。「ダブルします」と答えた場合、手札6枚を捨て札にして、山札と交換します。ただし敗者になると、このディールで取った得点が2倍になります。「ダブルしません」と答えた場合は、山札と交換することができません。その代わり敗者になっても得点は倍にはなりません。
  3. 最後にディーラーは、ディーラーの左隣から時計回りの順に、「リダブルしますか?」と確認します。聞かれたプレイヤーはするか、しないかを答えます。「リダブルします」と答えた場合、手札6枚を捨て札にして、山札と交換します。ただし敗者になると、このディールで取った得点が4倍になります。「リダブルしません」と答えた場合は、山札と交換することができません。その代わり敗者になっても得点は倍にはなりません。
👉プレイ:プレイした後のカードは、今までプレイしたカードが誰からもわかるように、場に残しておきます。
👉脱落の点数:合計50点以上で脱落になります。




グルカ(ノルウエー)

アグルクとほとんど同じルールです。アグルクと異なる点を紹介します。
👉プレイ人数:3~8人以上
8人以上でプレイする場合は、ジョーカーを除いた52枚のトランプを2組使います。
またこのゲームではアンティがあります。事前に払うチップ数を決めておきます。
👉アンティ:
全員がポットに等しいチップ数を払います。
👉手札の枚数:各プレイヤーの手札は7枚になります。
👉脱落の点数:合計21点以上で脱落になります。
👉最後のトリック:一番強いカードと同じランクのカードを出しても、ボーナスはありません。敗者になります。
👉ジョーカーバリエーション:ジョーカーを1枚加えるバリエーションがあります。その場合、ジョーカーはAと同じになります。
👉エースバリエーション:Aが出されたら、そのトリックで以降Aを出せなくなるというバリエーションもあります。

ノルウェージャン(ノルウエー)

「ノルウェージャン」と呼ばれている上記と異なるルールもあります。上記と異なる点を記載します。
👉手札の枚数:最初のディールでは各プレイヤーの手札は5枚になります。以降は敗者のポイントに等しい分、手札を配ります。ただし敗者のポイント数が8以上の場合は、各プレイヤーに7枚ずつ配ります。
👉カードのポイント:
  • A,K,Q,J:各11ポイント
  • 2~10:数字そのまま
👉手札の交換:ディーラーから時計回りに、手札の交換することができます。手札の交換をする場合は、少なくとも手札に2枚以上は残して交換します。ディーラーが交換した場合は、以降のプレイヤーも手札の交換をすることができます。
ディーラーが交換をしなかった場合は、以降のプレイヤーも交換することができないと思われます。
👉最初のリードプレイヤー:ディーラーが最初のリードプレイヤーになります。
👉次のディーラー:最後のトリックで一番弱いカードを出したプレイヤーが、次のディーラーになります。もし複数いる場合は、最初に出したプレイヤーが次のディーラーになります。




グルカ(アイスランド)

日本で「グルカ」または「きゅうり」と紹介され、遊ばれているのは、アイスランドのグルカと思われます。
👉プレイ人数:2~4人
👉使用するカード:通常のトランプからジョーカーを除いた52枚。
👉ゲームの目的:できるだけ最後のトリックに弱いカードを残すこと
👉カードの強さ:♣6>A>K>Q>J>10>9>8>7>6(♣以外)>5>4>3>2
👉カードのポイント
  • ♣6:21ポイント
  • A:各14ポイント
  • K:各13ポイント
  • Q:各12ポイント
  • J:各11ポイント
  • ♣6を除いた2~10:数字そのまま
👉ディール:
じゃんけんなど適当な方法で最初のディーラーになります。以降ディーラーは時計回りで持ち回りで交代します。
ディーラーは使用するカードをシャッフルした後、最初のディールでは各プレイヤーの手札が10枚になるよう、裏向きにしてカードを1枚ずつ配ります。
次のディール以降では配る枚数を1枚ずつ減らして配ります。
つまり:
  • 2ディール目:各プレイヤーに9枚ずつ
  • 3ディール目:各プレイヤーに8枚ずつ
  • 4ディール目:各プレイヤーに7枚ずつ
  • 5ディール目:各プレイヤーに6枚ずつ
  • 以降1枚ずつ減らして配ります。
👉プレイ
手札の交換はありません。
ディーラーの左隣が最初のリードプレイヤーになります。
リードプレイヤーは手札から好きなカードを1枚出すか、または同じランク2枚以上出します。
リードプレイヤーが1枚出した場合は、以降のプレイヤーは同じランクを出すかそれより強いカードを1枚出します。出せないまたは出したくない場合は、手札から一番弱いカードを1出します。
リードプレイヤーが同じランク2枚以上出した場合は、以降のプレイヤー同じ枚数でかつ同じ強さ以上のカードを出します。この時出すカードは同じランク出なくてもかまいません。
例えば、リードプレイヤーが9-9-9と出した場合、次のプレイヤーは9-10-10と出してもかまいませんし、9-10-Qと出してもかまいません。
同じ強さ以上のカードがない場合や出したくない場合、手札から一番弱いカードを出ている枚数分出します。
最も強いカードを出したプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
以降手札がなくなるまでプレイを続けます。
👉得点
最後のトリックで一番強いカードを出したプレイヤーがこのディールの敗者になります。
敗者は自分が出したカードのポイントだけチップ(得点)を獲得します。
最後のトリックで最も強いカードを出したプレイヤーが複数いる場合は、全員敗者になります。
敗者は自分が出したカードのポイントだけチップ(得点)を獲得します。
合計21点ぴったりだった場合、合計点がリセットされ0点になります。
合計21点を超えた場合、ゲームから脱落します。
👉ゲーム終了
1人だけ残った時点でそのプレイヤーの勝利となりゲーム終了となります。
それ以外は使ったカードを全て集め、次のディールを続けます。
👉交換バリエーション:最初のプレイヤーから時計回りに山札との交換ができます。交換は手札から好きな枚数を裏向きに捨て札にした後、配られた手札の枚数になるよう、山札から補充します。以降のプレイヤーも山札との交換することができますが、交換する場合は直前のプレイヤーより1枚少なく交換しなければなりません。
👉そのほかのバリエーション:
  • ♠7が最強のカード、♣7が2番目に強いカードというバリエーションもあります。その場合、♠7は16ポイント、♣7は15ポイントになります。また♣6は普通の6の強さに戻ります。
  • 同じ強さ以上のカードではなく、それより強いカードを出すか、手札のうち最弱のカードを出す、というバリエーションもあります。
  • 初期手札の枚数を5枚、または6枚にして遊ぶバリエーションもあります。


フリーゼの「5本のきゅうり」は、アグルクとグルカをベースにして作成されたゲームです。
これだけバリエーションがあることに驚きました。
特にアイスランドのルールは異彩を放っています。アイスランドのルールは別のゲームが混ざったのでは、と思えてきます。

参考書籍・参考サイト

👉きゅうり

2023年12月16日土曜日

ホイストの消失

Vanishing Whistは、Cathal O'Siochru氏がBoard Game Geekに投稿した、ホイストのバリエーションゲームです。
氏によると大人数で遊べるクリスマス向きのゲームとのことです。ただし12人以上は非推奨とのことです。
本ブログではバリエーションを交えて紹介します。
👉プレイ人数:2~10人程度
👉使用するカード:通常のトランプからジョーカーを除いた52枚。
👉カードの強さ:A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
👉ゲームの目的:できるだけ事前のビッド数と同じトリックを取ること
このゲームは時計回りに進行します。



ディール

最初のディーラーをジャンケンなど適当な方法で決めます。以降のディールは時計回りに持ち回りで交代します。
ディーラーは使用するカードをシャッフルした後、各プレイヤーに裏向きにしてカードを配ります。
最初のディールは各プレイヤーに均等に配ります。
次のディール以降は、直前のディールで各プレイヤーに配った枚数より1枚少なくして配ります。
各プレイヤーの手札が1枚ずつのディールを終了した後は、特殊な「ゼロディール」を行います。
その後各プレイヤーの手札が1枚ずつのディールをもう一度行い、以降直前のディールで各プレイヤーに配った枚数より1枚多くして配ります。
均等に配るディールを2回プレイしたらゲーム終了です。

切り札

ゲームを始める前に、各ディールでの切り札を決めます。切り札は♠、♣、、ノートランプをできるだけ均等な回数プレイするよう、決めます。
以下に凡例になります。

★印の付いたディールが「ゼロディール」になります。


ビッド(ゼロディール以外)

各プレイヤーは配られたカードを自分だけ見た後、取れるトリック数を予想します。
ディーラーの左隣のプレイヤーから時計回りにトリック数を宣言します。
宣言できるトリック数は0~手札の枚数までになります。0を宣言すると1トリックも取らない宣言になります。
最後にディーラーも同様にトリック数を宣言します。
この時、それまで宣言したトリック数の合計と自分が宣言するトリック数を足した値が手札より少ないか多い数しか宣言できません。
例えば手札が6枚のとき、それまでの宣言したトリック数の合計が4であれば:
ディーラーは0、1または3以上を宣言しなければなりません。

プレイ(ゼロディール以外)

ディーラーの左隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
リードプレイヤーは手札から好きなカードを1枚、表向きにして場に出します。
以降リードプレイヤーが出したスートがあれば、必ずそのスートを表向きにして場に出します。
該当のスートが複数枚ある場合は、その中から好きな1枚を表向きにして場に出します。
ない場合は、切り札を含めて好きなカードを出せます。
全員出し終わった後、このトリックの勝者を決めます。
切り札が出ていない場合は、リードプレイヤーが出したスートで、一番強いランクを出したプレイヤーが勝ちます。
切り札が出ている場合は、切り札スートで一番強いランクを出したプレイヤーが勝ちます。
勝ったプレイヤーは場のカードを全て裏向きにして、自分の脇に置きます。
勝ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
全員の手札がなくなったら1ディール終了になります。


ビッド(ゼロディール)

各プレイヤーは配られたカードを見ることはできません。配られたカードは他のプレイヤーに見えるよう、自分の頭の上に重ねます(インディアンポーカーの要領と同じです)。
その後取れるトリック数を予想します。
自身の手札が見れないことを除き、ビッドは「ビッド(ゼロディール以外)」と同様に行います。

プレイ(ゼロディール)

全員頭の上のカードを表向きして場に出します。
勝敗はゼロディール以外の要領で決めます。
つまり:
切り札が出ていない場合は、リードプレイヤーが出したスートで、一番強いランクを出したプレイヤーが勝ちます。
切り札が出ている場合は、切り札スートで一番強いランクを出したプレイヤーが勝ちます。


得点

宣言したトリック数どおりトリックを取れていればビッド成功、それ以外はビッド失敗になります。
ビッドの成功失敗に関係なく、取ったトリック1トリックにつき1点獲得します。
さらに0トリック宣言以外でビッド成功していれば、追加で10点獲得します。
0トリック宣言でビッド成功していれば、5点獲得します。
ビッド失敗している場合は、上記の追加点は獲得できません。

ゲーム終了

規定のディール終了後、ゲーム終了となります。
合計点が一番高いプレイヤーの勝利です。
大きめのパーティで遊んだゲームなのか、かなり長いゲームになります。
適宜ディール数を短縮しても良いと思います。


参考サイト

2021年12月14日火曜日

あなたの知らないトレセッテ(Tresette)

今回はトレセッテとそのバリエーションゲームを紹介します。
また本来はシチリアデッキを使いますが、通常のトランプで説明します。
シチリアデッキではC(キャバリエ)があり、その一方でJがありません。
通常のトランプを使うにあたり、CをJに読み替えて説明します。
想定より長くなりましたので、インデックスを作りました。

インデックス




トレセッテ(Tressette)

トレセッテは、4人ペア戦のトリックテイキングゲームです。
トレセッテはスリー・セブンという意味のようです。

👉人数:4人ペア戦。向かい合った2人がパートナーになります。

👉使用するトランプ:通常のトランプより各スートの8~10とジョーカーを除きます。全部で40枚になります。

👉目的:21点以上先取

👉カードの強さ:3>2>A>K>J>Q>7>6>5>4

シチリアデッキから読み替えると上記の強さになりますが、カードの強さを次のように変えてもかまいません。

カードの強さ:3>2>A>K>Q>J>7>6>5>4

切り札はありません。
このゲームは反時計回りに進行します。



得点

このゲームでは次のカードを取ると得点になります。
  • A:各1点
  • 3,2,K,J,Q:各1/3点
上記以外のカードは得点がありません、
また最後のトリックを取ると1点になります。

ディール

ジャンケンなど任意な方法で最初ディーラーを決めます。
以降反時計回りで持ち回りで交代します。
ディーラーはシャッフルした後、反時計回りに5枚ずつ、各プレイヤーの手札が10枚になるように配ります。

プレイ

ディーラーの右隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
リードプレイヤーは手札から好きなカードを1枚、表向きにして場に出します。
以降リードプレイヤーが出したスートがあれば、必ずそのスートを表向きにして場に出します。
該当のスートが複数枚ある場合は、その中から好きな1枚を表向きにして場に出します。
全員出し終わった後、このトリックの勝者を決めます。
リードプレイヤーが出したスートで、一番強いランクを出したプレイヤーが勝ちます。
勝ったプレイヤーは場に出ている全てのカードを裏向きにして、自分の脇に集めておきます。
勝ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
全員の手札がなくなるまでプレイを続けます。
全員の手札がなくなったら、1ディール終了です。

手役

最初のトリック終了後、手札に次のような組合せがあれば宣言して、得点にすることができます。
得点の組合せは、最初のトリックで自分が出したカードを組み合わせてもかまいません。
  • 「3」が4枚、「2」が4枚、「A」が4枚:各4点
  • 「3」が3枚、「2」が3枚、「A」が3枚:各3点
  • 同じスートで3-2-Aの組合せ:各3点
3枚の手役の宣言をする時、手札にどのスートがないかを言う必要があります。
例えば、♣3-♠3-3の手役を出すとき、手札に♦️が1枚もない場合、「♦️は1枚もありません」と言う必要があります。
3-2-Aの組み合わせを宣言するときは、そのスートを宣言します。
また3-2-Aの組合せで使ったカードを、同じランク3枚または4枚で使って得点してもかまいません。
例えば♣3-♣2-♣Aを宣言後、♣3-♠3-3を宣言し、計6点を獲得できます。



シグナル

そのトリックでリードする際、次のシグナルを使うことが許されています。
  • テーブルをノックする、または「ブッソ」を宣言する:リードで出されたスートの一番強いカードをプレイして、勝ったらそのスートでリードしてもらう
  • 「ピオンボ」を宣言する、または手を上げて手札をテーブルに投げ出す:自分がリードで出したスートがその1枚で最後、つまりもう手札にはそのスートがないという意味になります。
  • 「ストリシオ」を宣言する、または出したカードをテーブル上で滑らせる:自分がリードで出したスートのカードが、KまたはKより低いカードが手札に1枚以上あることを意味します。

ゲーム終了

1ディール終了後、いずれかのチームの合計点が21点以上であれば、そのチームの勝利となりゲーム終了となります。
複数ゲーム行う場合は、次のゲームポイント制を導入することもできます。
  • カポット:いずれかのチームが合計で全10トリック取った場合、2ゲームポイント獲得
  • ストラマッチオ:いずれかのチームが全トリック取らずに、全てのカードの得点を獲得した場合(最後のトリックは相手チームが取っていてもかまいません)、3ゲームポイント獲得
  • カポトーネ:1人で全10トリック取ったチームは、6ゲームポイント獲得
  • ストラマッツォーネ:相手チームが1トリックのみで、かつ3人が1点未満(この3人のいずれかが最後のトリックの得点を獲得していてもかまいません)で、1人が他の点数を全て獲得した場合、8ゲームポイント獲得


バリエーション


トレセッテ・コン・ラ・キアマータ・デル・トレ(Tressette con la Chiamata del Tre)

パートナー戦ではなく、4人個人戦にすることもできます。
原文では年長者が最初のリードプレイヤーになりますが、最初のリードプレイヤーは適当な方法で決めて良いと思います。
各プレイヤーの手札が10枚になるよう配った後、リードプレイヤーは最初のリードをする前に、手札の中で「3」がないスートを1つ宣言します。
複数のスートで「3」がない場合は、いずれか1つのスートを宣言します。
宣言したスートの「3」を持っているプレイヤーがパートナーになります。
ただし、パートナーになったプレイヤーは、自分がパートナーになったことを黙ったままプレイします。
そのカードをプレイした時に、初めてパートナーであることが明らかになります。
原文に明記はありませんが、もしリードプレイヤーが「3」4枚持っていたときは、その中で好きなスートを宣言し、パートナーがいない状態でプレイすると思われます。
通常はチップを使用し、勝者(または勝者チーム)と敗者または(敗者チーム)でチップのやりとりをするそうです。
上記以外はトレセッテと同じです。

ロベルシーノ(Rovescino)

プレイ人数が3~8人までになります。
このゲームでは失点制、つまりできるだけ得点を取らないようにします。
17世紀初頭に作られたゲームで、リベルシ、ハーツの祖先に当たるようです。
イタリア全土でプレイされていたそうです。
各プレイヤーの手札が均等になるよう配ります。余ったカードは「モンテ」として、裏向きにしてプレイの邪魔にならない所に起きます。
4,5,8人の場合でもあえて配り残りが出るように配ってもかまわないと思われます。
プレイはトレセッテと同じですが、最後のトリックを取ったプレイヤーは、取ったカードと「モンテ」を取ります。
取ったカードの得点を集計します。1/3点、2/3点となった場合は切り捨てず、次のディールに持ち越します。
通常はいずれか1人以上のプレイヤーの合計点が21点以上になったら、ゲーム終了となり得点が最も低いプレイヤーの勝ちになります。
4人以上でプレイする場合は、合計点が21点以上になったら、脱落にし、3人になるまでプレイを続けることもあります。
手役により得点はないと思われます。上記以外はトレセッテと同じです。

チャパノ(Ciapanò)

プレイ人数が3~5人までになります。
このゲームでは失点制、つまりできるだけ得点を取らないようにします。
ルールは上記のロベルシーノと同じですが、次の点が異なります。
  • 全てのカードの得点(最後のトリックの得点は含まれません)を取った場合、そのディールでの該当プレイヤーの得点は0点になり、他のプレイヤー全員に11点が与えられる。
  • 最初にプレイする前にカードの交換をします。手札の中から1枚を選んで自分の右隣に渡します。受けとった競技者は、同様に1枚を右隣に渡します。最後の1人は1枚を自分の横に置きます。このカードは最後のトリックの勝者のものになります。
  • チャパノのローカルルールでは、♣Aを取ると11点になります。このルールを採用する場合は、いずれか1人以上のプレイヤーの合計点が101点以上になったら、ゲーム終了となり得点が最も低いプレイヤーの勝ちになります。

トラヴェルソーネ(Traversone)

プレイ人数が2~8人までになります。
このゲームでは失点制、つまりできるだけ得点を取らないようにします。
ロベルシーノとほぼ同じルールですが、次の点が異なります。
  • ♣Aを取ると11点になります。
  • 配り残ったカードは全員に公開されます。
  • 点数制(21、31、41、または100)またはディール数のどちらかになります。ディール数が設定されている場合、最も低いスコアを持つ人が勝ちます。一方、スコア制が設定されている場合は、その点数に達したらゲーム終了にするか、またはその点数以上になったプレイヤーを脱落し、サドンデス制にするかを選択します。
  • 最後のトリックを取ったプレイヤーが全てのカードの得点21点を取った場合、そのディールでの該当プレイヤーの得点は0点になり、他のプレイヤー全員に21点が与えられます。
トラヴェルソーネには次のローカルルールがあります。いずれかを組み合わせてルールに入れても良いでしょう。
  • 手札に手役がある場合は、該当の点数を取った得点から差し引くことができます。
  • いずれかのプレイヤーがフォローできなくなるまで、♣をプレイできないルールもあります。
  • 手札に得点になるカードが1枚もない場合、そのディール終了後、10点が与えられるか、または最後のトリックを取ったプレイヤーと得点を分け合います(端数切り捨て)。
  • 配り残りのカードと交換するルールもあります。この場合、最初の配り残りのカードは裏向きのままにすると思われます。
トラヴェルソーネはAndoroidアプリであそべるようです。

トレシェタ(Trešeta)

主に4人ペア戦になります
クロアチアのアドリア海沿岸部、特にダルマチア、またモンテネグロのアドリア海沿岸部、とくにコトル湾でもプレイされているそうです。
プレイの進行は時計回りになりますが、ルールは上述のトレセッテと同じです。

2人ゲーム

2人でプレイする場合、各プレイヤーに10枚ずつ配ります。
残ったカードは裏向きにして山札になります。
各トリックで勝ったプレイヤーから手札の補充を行います。
勝ったプレイヤーは、山札の一番上カードを相手に見せた後手札に加えます。
その後負けたプレイヤーは山札の一番上のカードを、相手に見せることなく手札に加えます。



参考文献・参考サイトなど

他のサイト・書籍での主な相違点

👉手役については、ナポレターナ(Napoletana)というバリエーションゲームとしている記述もあります。
書籍によってはバリエーションではなく、通常ゲームとして組み入れられている記述もあります。
👉手役の宣言は最初のトリックの後、と説明しましたが、ゲームファーム、David Parlettの"Original Dictional Games"では、最初のトリックをプレイする前に手役の宣言を行います。
👉合計点が21点以上達していると思ったら、勝利宣言し、21点以上に達していればそのチームの勝利になり、万が一21点未満だった場合、相手チームに11点が献上される、ルールもあります。
👉最後のトリックは1点ではなく、1/3点でプレイするルールもあります。

参考文献・参考サイト

・"Sicilian Card Games: An easy-to-follow guide"  Veronica Di Grigoli
・”Italian Card Games for All Ages How to play Briscola, Scopa and many other traditional Italian card games” Long Bridge Publishing
・"Original Dictional Games" David Parlett
・"Penguin of Card Games: Everything You Need to Know to Play Over 250 Games" David Parlett

2021年8月29日日曜日

Stop the Bus

Stop the Busはイギリスのトランプゲームです。
脱落系(生き残り)のゲームになります。
時々Ride the Busや、Bastard Stop the BusまたはBastard Bragとも呼ばれているようですが、若干ルールに違いがあるようです。

人数:2~9人以上(推奨人数は3~5人)

使用するトランプ:通常のトランプ1組よりジョーカーを除きます。

全部で52枚になります。

プレイする前にチップまたは駒、マッチ棒などを用意します。
任意ですが、バスまたは車の駒(またはおもちゃのブザーボタン)を1個用意します。
このブログではバスの駒で説明します。

各プレイヤーに3枚ずつチップ(駒またはマッチ棒など)を渡します。
これが各プレイヤーの最初のライフになります。

このゲームは時計回りに進行します。

目的:相手より強い手役を作って最後まで生き残ること

カードの強さ:A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2



手役

このゲームでは3枚の手札でより強い手札を作ることが目的になります。
手役は次の通りです。
  1. プライアル:同じランクのカード3枚。同じプライアルでの強さは:3>A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>2になります。
  2. ランニング・フラッシュ:同じスートで3枚が連続したカード(シークエンス)。同じランニング・フラッシュで最も強いのは3-A-K、次に強いのがA-K-Q、その次がK-Q-Jになります。最弱は4-3-2になります。
  3. ラン:スート関係なく3枚が連続したカード(シークエンス)。同じランで最も強いのは3-A-K、次に強いのがA-K-Q、その次がK-Q-Jになります。最弱は4-3-2になります。
  4. フラッシュ:同じスート3枚。同じフラッシュでの強さの判定は、3枚のうち2枚のカードの強さを比べます。その2枚が同じ強さの場合は、残り1枚の強さを比べます。例えば、J-9-2はJ-8-7に勝ちます。最も強いフラッシュはA-K-J 、最も弱いフラッシュは5-3-2になります。
  5. ペア:同じランクのカード2枚。同じペアで強さの判定は、ペア2枚の強さを比べます。ペアの2枚が同じ強さの場合は、残り1枚の強さを比べます。同じペアでの強さの判定は、まずペア2枚の強さを比べます。例えば、5-5-3は4-4-Kに勝ちます。最も強いペアはA-A-K 、最も弱いペアは2-2-3になります。
  6. ハイカード:上記5つの手役のどれにも該当しない3枚。同じハイカードでの強さの判定は、手札の中で一番強い1枚を比べます。そのカードが同じ強さの場合は、手札の中で次に強いカード、それも同じ強さの場合、残り1枚の強さを比べます。
上記の番号が小さいほど強い手役になり、番号が大きくなるにつれ、弱い手役になります。
つまり最も強い手役が「プライアル」、最弱の手役が「ハイカード」になります。最も強いハイカードはA-K-J 、最も弱いハイカードは5-3-2になります。



ディール

ジャンケンなど適当な方法で最初のディーラーを決めます。
以降は時計回りに持ち回りで交代します。
もし次のディーラーをするプレイヤーがゲームから脱落してしまった場合、直前のゲームのディーラーがそのままディラーになります。
ディーラーは使用するカードをシャッフルした後、各プレイヤーに裏向きのまま3枚配ります。
配り方は1枚ずつでも3枚ずつでもかまいません。
各プレイヤーの手札は3枚になります。
その後、場に表向きで1枚出します。このカードが最初の捨て札になります。
残ったカードは山札として裏向きのまま捨て札の脇に置きます。

プレイ

ディーラー左隣のプレイヤーが最初にプレイします。
最初のプレイヤーがプレイした後、時計回りにプレイします。
自分の番になったら、次の3つのうちから必ず1つを選んでプレイします。
  • 山札の一番上カードを1枚自分の手札に加えた後、手札から1枚選び捨て札の上に表向きに置く。
  • 捨て札の一番上カードを1枚自分の手札に加えた後、手札から1枚選び捨て札の上に表向きに置く。このとき、今手札に加えたカード以外の中から選んで捨て札にします。
  • 「そのバス停まれ」と宣言し、バスの駒を自分の前に置く。この手番で手札を補充したり、捨て札にすることはできません。
「そのバス停まれ」宣言後、他のプレイヤーは1回ずつ手番をした後プレイ終了となります。




生き残り判定

プレイ終了後、各プレイヤーは手札を公開します。
最も弱い手役のプレイヤーの敗北となります。
敗北者は、ライフを1つ失います。
もし最も弱い手役のプレイヤーが複数いる場合は、該当のプレイヤー全員がライフを1つ失うと思われます。
ライフが1枚もない状態になると、「フローティング」と呼ばれます。
「フローティング」と呼ばれたプレイヤーが次に敗北した場合、ゲームから脱落します。

ゲーム終了

1人を除いて全員がゲームから脱落するまでゲームを続けます。
生き残った1人の勝利になります。



バリエーション

31
手札の3枚が同じスートでランクの値の合計が「31」が最も強い手役になります。
つまり「プライアル」より強い手役になります。
ランクの値は次の通りです。
  • A:11ポイント
  • K,Q,J:各10ポイント
  • 2~10:数字のまま
31ブリッツスコア
手札の3枚が「31」の場合、すぐに「ブリッツ」を宣言しプレイを終了する必要があります。
またバリエーションで「31」以外に、手札の3枚が次のうちいずれかに該当する場合「ブリッツ」を宣言できます。
  • 「3」が3枚
  • 「A」が3枚。31より強い手役になります。
「3」が3枚の場合、「A」3枚、31より強い手役であるかは明記されていません。
プレイする前に「3」が3枚の強さを決めておいてください。
他のバリエーション
・チップを使用しません。最も強い手役を作ったプレイヤーが勝利となり1点獲得します。得点の合計が5点以上に達したプレイヤーの勝利になります。
・「バスが停車します」宣言したプレイヤーが敗北した場合、ライフを2失います。
・最初のチップを4枚にします。つまり各プレイヤーの初期ライフは4になります。
・チップでなくお金を賭けるバリエーションもあるようです。

参考サイト

2021年4月25日日曜日

Ribs

 Ribsは非常に珍しいトランプゲームです。
トリックテイキングゲームとして紹介されたそうですが、ゲーム内容からするとトリックテイキングの要素がほとんどありません。
どちらかというとギャンブルゲームに近いです。
ゲーム開始前にプレイするゲーム数を事前に決めておきます。

人数:4人~10人
  • 4人の場合は、トランプ1デッキを使用し、各スートのA, K, Q, J, 10, 9, 8, 7を使用します。全部32枚になります。
  • 5人の場合は、もう1デッキ用意し、A, K, Q, J, 10, 9, 8, 7を1組追加します。追加するスートはどのスートでもかまいません。全部で40枚になります。
  • 6人の場合は、もう1デッキ用意し、A, K, Q, J, 10, 9, 8, 7を2組追加します。追加するスートはどのスートでもかまいません。全部で48枚になります。
  • 7人の場合は、もう1デッキ用意し、A, K, Q, J, 10, 9, 8, 7を3組追加します。追加するスートはどのスートでもかまいません。全部で56枚になります。
  • 8人の場合は、トランプ2デッキを使用し、各スートのA, K, Q, J, 10, 9, 8, 7を使用します。全部で64枚になります。
  • 9人の場合は、3デッキ目を用意し、A, K, Q, J, 10, 9, 8, 7を1組追加します。追加するスートはどのスートでもかまいません。全部で72枚になります。
  • 10人の場合は、3デッキ目を用意し、A, K, Q, J, 10, 9, 8, 7を2組追加します。追加するスートはどのスートでもかまいません。全部で64枚になります。
カードの強さ:A>K>Q>J>10>9>8>7
このゲームはランクだけで勝敗を決めます。スートは無視します。



カードの得点

各カードの得点は次の通りです。
  • A:0点
  • K,Q,J:各2点
  • 10,9,8,7:各1点

ディール

最初のディーラーをじゃんけんなど適当な方法で決めます。
以降は時計回りに持ち回りに交代します。
ディーラーはシャッフルした後、各プレイヤーに裏向きのまま1枚ずつ配ります。
各プレイヤーの手札は8枚になります。
配り残りはありません。



ビッド

ビッドは各トリック開始前に行います。ビッドは時計回りに行います。
最初のトリック開始前では、ディーラー左隣のプレイヤーからビッドを行います。
2トリック開始前、3トリック開始前、4トリック開始前は、直前のビッドで最も高いビッドを宣言したプレイヤーからビッドを行います。
つまり1ディールで4回ビッドを行います。
最初のトリック開始前、ディーラー左隣のプレイヤーは必ずビッドし、2を宣言します
以降時計回りにパスをするか直前のビッドより1大きいビッドをします。
ビッドを上げる場合は、直前のビッドより1つだけ上げます。直前のビッドより2以上上げることはできません。
一度パスしたプレイヤーは、ビッドすることはできません。
パスをしたプレイヤーでも次の回のビッドでは、ビッドを宣言することができます。
ビッドは1人除いた全員がパスをするまで続けます。

プレイ

直前のビッドで最も高いビッドを宣言したプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
リードプレイヤーは、手札から2枚裏向きに場に出します。
リードプレイヤーが出した2枚のカードを「リブス」と呼びます。
以降時計回りに手札から2枚場に出します。出す2枚は何を出してもかまいません。
場に出すときは2枚とも表向き、または2枚とも裏向きに出します。
リードプレイヤー以外が裏向きで出した場合は、そのトリックの勝負から降りたことになり捨て札になります。
全員がカードを出したら、リブス(リードプレイヤーが出したカード)2枚を表向きにします。

カード取得の決定

出したカードを誰が取るかは次のように決めます。
👉1.リードプレイヤー以外で裏向きになっているカードがあれば、裏向きのまま捨て札にします。 
👉2.2枚のリブスと出したカード2枚ともが同じランクであれば、そのプレイヤーが場に出たカードを全て取ります。もし複数のプレイヤーがいる場合は、先に出したプレイヤーが場に出たカードを全て取ります。取ったカードは裏向きにして自分の脇に置きます。
例えばリブスがK-8の場合、K-8を出したプレイヤーが場に出たカードを全て取ります。
👉3.上記2に該当するプレイヤーがいない場合、2枚のリブスとも全く異なるランクで、少なくとも1枚がリブスより強いカードであれば、自分が出した2枚だけを取ります。取ったカードは裏向きにして自分の脇に置きます。
それ以外のカードはリードプレイヤーが全て取ります。取ったカードは裏向きにして自分の脇に置きます。 このとき自分が出したカードは別の場所に置きます。
例えばリブスがK-8の場合、Q-9、A-7、A-9を出せば、出したカードを取ります。 
👉4.上記2及び3いずれにも該当するプレイヤーがいない場合、リードプレイヤーが場に出たカードを全て取ります。取ったカードは裏向きにして自分の脇に置きます。このとき自分が出したカードは別の場所に置きます。

その後リードプレイヤーは 自分が出したカードの得点と、取ったカードの得点を集計します。
その合計点がビッド以上だった場合は、自分が出したカードと取ったカードを全て取れます。裏向きにして自分の脇に置きます。
その合計点がビッドより少ない場合、自分が出したカードは捨て札になります。それ以外は裏向きにして自分の脇に置きます。
次のトリックをプレイする前にビッドをすることを忘れないでください。
全員の手札がなくなったら1ディール終了です。



得点集計

1ディール終了後、各プレイヤーは自分の脇に置いたカードの得点を集計します。
1ゲームの場合は、その合計点が一番多いプレイヤーの勝利になります。
2ゲーム以上の場合は、合計点を全て合算します。その得点が一番多いプレイヤーの勝利になります。

ベッディング

 James Stevenson氏によって考案されたそうです。
賭けてプレイする場合、大きいポットと小さいポットの2つを用意します。
大きいポットの額と小さいポットの額は予め決めておきます。
ビッドの時ビッドを1上げるたびに、小さいビッドに既定の額を支払います。
各トリック終了後、ビッドが成功した場合、ビッドに成功したプレイヤーは小さいポッドから自分がビッドした数と同じ額を取ります。ビッドが失敗した場合、小さいポットの額全てを大きなポットに移します。
1ディー終了後、最も合計点が高いプレイヤー、2番目に高いプレイヤー、3番目に高いプレイヤーに配分します。この配分についてもプレイ前に予め決めておきます。




バリエーション

4トリック目は、全員表向きにプレイします。リブスも表向きに出します。
レモン
 James Stevenson氏が考案したバリエーションになります。
カードの強さが次のように変わります。
カードの強さ:7>A>K>Q>J>10>9>8
「7」はレモンと呼ばれます。
トリック終了後の得点集計時は7は各1点になりますが、1ディール後の得点では次のようになります。
  • 「7」を過半数取っていた場合:10点
  • 取った「7」が過半数に満たない場合:1枚につき-3点

参考サイト



2019年9月9日月曜日

ホースレース(Horse Race)

ホースレースはトランプを使ったギャンブルゲームです。
3人以上でプレイできますが、5~8人ぐらいがお勧めの人数のようです。
通常のトランプ1組以外に大量のチップが必要になります。

概要

通常のトランプよりジョーカーを除いた52枚1組を使用します。
可能であれば各プレイヤーのベッド用のカードとして、もう1組のトランプを用意します。このときプレイで使うトランプと区別が付きやすいトランプを使います。
各プレイヤーに均等にチップを渡します。
だいたい1人あたり100~200ぐらいが良いと思われます。
ゲーム開始前に各スートのAを横一列に並べます。
このゲームでは4枚のAが馬に見立てられます。
ゲームが終わるまでAは場に置いたままになります。
他のカードと混ざらないよう気をつけてください。
ゲーム終了は特に決まっていませんので、ディーラーが2,3周やプレイするレース(ゲーム)数を事前に決めておきます。

プレイ

ジャンケンなど適当な方法で最初にディーラーを決めます、以降ディーラーは時計回りに持ち回りで交代します。
ディーラーはカードをシャッフルした後、表向きに7枚カードを並べます(写真参照)。
もし1つのスートが5枚以上並んだときは、A以外のカードを集めてシャッフルし直し、再度7枚表向きに並べます。1つのスートが4枚以下になるまで繰り返します。
便宜的に表向きに並べた7枚のカードを、「オッズカード」と呼びます。
残ったカードは山札としてディーラーの脇に裏向きのまま置きます。
その後ディーラーは表向きの7枚のカードを見て、オッズを決めます。
オッズは以下の推奨オッズの通りに決めます。ある程度慣れたら、ディーラーの裁量で自由に決めてもかまいません。
【推奨オッズ】
  • オッズカードに1枚も出ていないスート:1(賭けたチップの枚数分もらえます)
  • オッズカードに1枚出ているスート:2(賭けたチップの2倍の枚数もらえます)
  • オッズカードに2枚出ているスート:3(賭けたチップの3倍の枚数もらえます)
  • オッズカードに3枚出ているスート:5(賭けたチップの5倍の枚数もらえます)
  • オッズカードに4枚出ているスート:10(賭けたチップの10倍の枚数もらえます)
オッズを全員に公開した後、賭けられる上限を決めます。
概ね10~30ぐらいが良いと思います。勿論上限は自由に決めてもかまいません
その後、各プレイヤーは上限の範囲内でどのスートの掛けるか決めます。
上限ないであれば複数のスートに賭けてもかまいません。
全員がかけ終わった後、ディーラーは山札を表向きに1枚場に出します。
出したカードはそのスートのAの脇に並べます。
1つのスートが8枚(Aを含めると9枚)になったら、そのスートがゴールに到着し、1レース(ゲーム)終了になります。
レース終了後、到着したスートに賭けていたプレイヤーは、オッズに従いディーラーからチップをもらいます。つまりディーラーが支払います。
外れたチップは全てディーラーがもらいます。
1つのスートは13枚です。オッズカードに多く出ているスートは、それだけゴールにたどり着きづらくなります。
オッズカードに4枚並んでいるスートは、残りのカード全部出ないとゴールにたどり着きません。
事前に決めたレース数が終了したら、ゲーム終了です。
一番チップを多く持っているプレイヤーの勝利になります。
タイだった場合は引き分けになります。

ベッドのバリエーション

アメリカ競馬のかけ方と同じような賭け方を採用してもかまいません。倍数やオッズは好みで決めて良いでしょう。
・デイリーダブル:指定された2レースの1着を当てます。ディーラーが2レース担当し、2レースとも1着になったらオッズを2倍または3倍にするというバリエーションで良いと思います。
・連勝単式
・3連単(1・2・3着に入る馬を順番通り当てる)

ジョーカー入りバリエーション

ジョーカーを1枚加えます。
ジョーカーが「オッズカード」に出た時はシャッフルし直します。
レース開始後、ジョーカーが出た場合は一番先頭のカード以外全てを1枚増やします。
裏向きに使用しないカードで補うといいでしょう。

カルカッタ・ホースレース

Roland Scheicher氏が考案した、ホースレスのバリエーションゲームです。
1人あたりチップを150受け取ります。
6~8人が推奨のようです。
このゲームでは4枚のAを競りに賭けます。
オッズカード7枚出た後、競りを開始します。
ディーラーも競りに参加することが出来ます。
競りの進行は全員一斉に行います。直前の値段より多く宣言し、誰も上げなければそのプレイヤーがそのカードを競り落としたことになります。
ディーラーが3つ数えるなどして時間制限をもうけます。
競り落としたプレイヤーはAを受け取り自分の前に表向きに置きます。宣言した分のチップをポッド(銀行)に払います。
1人のプレイヤーが複数競り落としてもかまいません。
4枚のAが競り落とされたらレース開始です。
このルールでは2着が決まるまではレースを続けます。
最初に8枚出たスートのAが1着、その次に8枚出たAが2着になります。
2着が決まるまで1着のスートが出ても無視します(1着のスートのカードに置きます)。
1着を当てたプレイヤーはポッドのチップの2/3、2着を当てたプレイヤーは1/3を受け取ります。
もし1枚余った場合は1着を当てたプレイヤーが受け取り、2枚余った場合は、1着、2着を当てたプレイヤーが1枚ずつ受け取ります。
それ以外のルールはホースレスと同じです。

遊んでみましたが結構盛り上がるゲームでした。オッズカードが4枚出てるスートが以外と健闘したり、オッズカードに1枚も出ていないスートが結局1位になれないときもあったりしました。
カルカッタレースの方が盛り上がりましたが、競り落とせないと見学プレイになってしまいます。1枚のAに複数人(2人までとか)工夫するとより盛り上がるようです。

参考サイト

PAGOT.COM
Wikipedia
Gamblingsites.org
PinkyMcDrinky


2017年8月13日日曜日

タマロー(Tamalou)

タマローは中近東で遊ばれているトランプゲームです。
フランスなどのヨーロッパでも遊ばれているようです。
「ビンゴ」、「ラスプーチン」、「Kabou(Cabo)」,「サボテン(Cactus)」などと色々な名前で呼ばれているみたいです。
2~8人まで遊べるようですが、適正人数は2~5人ぐらいまでではないかと思います。
通常のトランプ52枚を使います。
オプションでジョーカー2枚を加えることもできます。
個人的にはジョーカー1枚か2枚を入れることをお勧めします。
このゲームはトランプゲームの「ゴルフ」に非常に似ています。

ディール

このゲームでは反時計回りにゲームが進行します。
最初のディラーをジャンケンなどの適当な方法で決めます。
以降は反時計回りに持ち回りで交代します。
このゲームでは各プレイヤーに4枚配ります。
残ったカードは裏向きのまま山札として場に置きます。
配られた4枚は裏向きのまま、2x2の長方形のレイアウトになるよう配置します。
使うトランプ全てをシャッフルし、各プレイヤーにまず2枚ずつ配ります。
配られた2枚のカードは、各自自分だけ見ます。
見た後裏向きのまま配られた2枚を自分の前に置きます。
ディーラーはさらに各プレイヤーに2枚ずつ配ります。
この2枚については見ることはできません。
各プレイヤーは2x2の長方形のレイアウトになるように配置します。

プレイ

ディーラーの右隣がスタートプレイヤーです。
自分の手番になったら、次の1)、2)のどちらか1つをプレイします。
1)山札の一番上のカードを取る。
取ったカードは自分だけが見ます。
取ったカードはそのまま捨て札にしてもかまいません。
捨て札にしない場合は、自分の配置済みの4枚のいずれか1枚と交換します。
交換後裏向きにして配置します。
交換するときも配置済みのカード見ることはできません。
また交換後の配置したカードも見ることはできません、
交換したカードは捨て札になります。
捨て札は表向きにして、場の中央に重ねて置きます。
2)捨て札の一番上のカードを取る。
捨て札を取った場合、そのまま捨て札に捨てることはできません。
取ったカードは自分だけが見ます。
自分の配置済みの4枚のいずれか1枚と交換します。
交換後裏向きにして配置します。
交換するときも配置済みのカード見ることはできません。
また交換後の配置したカードも見ることはできません、
交換したカードは捨て札になります。
捨て札は表向きにして、場の中央に重ねて置きます。

カードの特殊効果

山札から取りそのまま捨て札にすることにより、特殊効果を発動するカードがあります。
特殊効果を使わずにそのまま捨て札にすることもできます。
・7,8(のぞき見):自分のレイアウトのカードを1枚自分だけ見て、元に戻すことができます。
・9,10(スパイ):他のプレイヤーのレイアウトのカードを1枚自分だけ見て、元に戻すことができます。
・J,Q(交換):他のプレイヤーのレイアウトのカードを1枚と、自分のレイアウトのカード1枚と交換することができます。カードを見ることはできません。
・K:他のプレイヤーのレイアウトのカードを1枚を見た後に、自分のレイアウトのカード1枚と交換することができます。見るだけで交換しなくてもかまいません。

カードの点数

カードの点数は以下の通りです。

タマロー宣言

自分のプレイが終わった後、自分のレイアウトのカードの合計が5点以下のプレイヤーは、タマロー宣言をすることができます。
この宣言後、ゲームは即座に終了します。
タマロー宣言し、カードの合計が5点以下の場合、得点は0点になります。
ただし、タマロー宣言したプレイヤーの合計点と同じかそれより少ない合計点だったプレイヤーがいる場合は、対象のプレイヤー全員が0点になります。
またタマロー宣言したプレイヤーは、カードの合計点のままになります。
もしタマロー宣言したプレイヤーのカードの合計点が6点以上だった場合、タマロー宣言は失敗になります。
失敗した場合、カードの合計点に加え5点のペナルティを受けます。
タマロー宣言が失敗したときも、タマロー宣言したプレイヤーの合計点と同じかそれより少ない合計点だったプレイヤーがいる場合は、対象のプレイヤー全員が0点になります。

神風

タマロー宣言後、自分のレイアウトのカードがQ2枚、K2枚だった場合、
対象のプレイヤーの得点は0点になり、他のプレイヤーの得点は50点になります。
この神風はゲームに好みで入れても入れなくても良いと思います。

ゲーム終了

いずれかのプレイヤーの得点が100点以上になったら、ゲーム終了です。
最も得点が低いプレイヤーの勝ちになります。
また得点が100点ぴったりだった場合は、得点が50点になります。
もしくは適当なゲーム数をプレイして終了でも良いと思います。

バリエーション

いくつかのバリエーションルールがあります。

・カードの交換
J,Qのカードの特集効果を使った時、交換は2人のプレイヤーに対して使うことができます。つまり2枚交換できます。

・ゲーム終了条件
100点ぴったりにだった場合、ゲーム終了ではなくします。
100点を50点にしてゲームを続行します。
ぴったり100点になった場合は何度でも50点になります。
また50点ではなく70点にするオプションもあります。

・2人プレイ時
2人プレイでは4枚ではなく6枚でプレイすることにします。
配置は3x2の配置にします。
最初に3枚配りその3枚は見て裏向きのままにします。
さらに3枚配ります。この3枚のカードは見れません。

「神風」のルールを抜いてプレイしました。
若干単調になりがちでしたが、なかなか楽しめました。
展開によって長引いてしまい冗長に感じてしまうと思います。
4人以上で遊ぶ場合は、ジョーカーは1枚か2枚を加えることをお勧めします。

参考サイト
ウィキペディア(フランス語)
CABO(PDF) ※Escale à jeux

2017年6月3日土曜日

ブーレ(Boo-Ray)

もう1つのブーレ

ブーレというと、ゲームファームなどで紹介されているトリックテイキングゲームです。
同じ名前で違うゲームがありましたので紹介します。

準備

得点用のチップと、ビッド用の3色のチップを人数分用意します。
得点用のチップはゲーム開始前に、プレイする皆さんと相談の上決めると良いでしょう。
ビッド用のチップと得点用のチップは見分けがつきやすいものにすることを
お勧めします。
この説明では例として、ビッド用のチップを赤、青、白で説明します。
各プレイヤーに均等に得点用チップと、各色のビッド用のチップを渡します。

人数

原ルールでは明記されていません。
おそらく5~9人ぐらいまで遊べると思います。

プレイ

最初に任意の方法で最初のディーラーを決めます。
以降は時計回りで持ち回りになります。
各自1チップをポッドに支払います。
ディラーは各プレイヤーに1枚ずつ、手札が5枚になるよう、裏向きにカードを配ります。
余ったカードは裏向きのまま、中央に置き山札とします。
ディーラーは山札の1番上のカードを表向きにします。
表向きになったスートが切り札になります。
切り札表示のカードは、ゲーム中使われることはありません。
各プレイヤーは、手札を見た後3つのゲームのうち参加するゲームを1つ決めます。
ゲームに参加しないことも選べます。
後述しますがゲーム参加した場合、手札の交換をすることができます。
ローシット(Low-Shit):ポーカーで、できるだけ悪い手役を狙うゲームです。
スートによる手役の優劣はありません。
ランクの強さは、A>2>3>4>5>6>7>8>9>10>J>Q>K
K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2>A
になります。
ストレート、フラッシュは手役になりません
最も悪い手役は、A-2-3-4-5になります。
KALO(KALO):通常のポーカーと同じですが、
Kと手札のうち最も低いランクがワイルドカードになります。
またスートによる強弱はありません。
ランクの強さは、ローシットと同じです。
ただしワイルドカードと指定できるのは、いずれか1枚になります。
原ルールではスートを無視していいかまでは、明記されていません。
おそらく無視して良いと思います。
例えば:
今の手札がK-Q-7-3-3で、Qと7を捨てて2枚山札から補充したとします。
引いてきたカードがJと2だった場合、2をワイルドカードとして使って
3のスリーカードになります。
ブーレ(Booray)
トリックテイキングゲームを行います。
最初のディラーは、「ブーレ」のゲームを選んだプレイヤーのうち、
ディラーの左隣に一番近いプレイヤーです。
通常のマストフォローのトリックテイキングゲームのルールで行います。
ランクの強さはA>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2です。
つまり:
・リードで出されたスートがあれば、必ず出さなくてはいけません。
・そのスートがない場合は、切り札を出しても良いですし、
他のスートを出してもかまいません。
・勝敗は切り札が出ていなければ、リードで出されたスートのカードの中で
一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
・切り札が出ている場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。


全てのプレイヤーがチップを握るまたは、握ったふりをし終わったら、
同時に公開します。
もしいずれのゲームも参加しない場合は、チップを握りません。
使わなかったチップは、他のプレイヤーにわからないように隠します。
その後、ゲームに参加したプレイヤーのみ手札の交換を行います。
チップを握らなかったプレイヤーは、ゲームに参加しません。
即座に裏向きに手札を捨てます。
捨てた手札は
交換はディーラーの左隣から時計回りに行います。
交換は1枚~5枚までできます。交換するかしないかは自由です。
交換は手札を捨ててから、山札から補充します。
もし山札がなくなったらパスしたプレイヤーの手札をシャッフルし、
そこから補充します。
それでも足りない場合は、前のプレイヤーの捨て札をシャッフルして補充します。
同色のチップを持ったプレイヤー同士でゲームを行います。
もしその色を選んだプレイヤーが1人しかいない場合、
そのプレイヤーが即座に勝者になります。
・まず最初に「ブーレ」から行います。
一番多くトリックを取ったプレイヤーが勝者になり、それ以外は敗者になります。
もし最多トリックを取ったプレイヤーが複数いる場合、
引き分けになります。
・「ブーレ」が終わったら、「ローシット」を行います。
ポーカーで最も悪い手のプレイヤーが勝者になり、それ以外は敗者になります。
もし最も悪い手のプレイヤーが複数いる場合は、引き分けになります。
・最後に「KALO」を行います。
ポーカーで最も良い手のプレイヤーが勝者になり、それ以外は敗者になります。
もし最も良い手のプレイヤーが複数いる場合は、引き分けになります。


各ゲームの勝者は、ポッドのチップを分け合います。
余ったチップはそのままポッドに残ります。
もし勝者が1人しかいない場合は、全てのポッドを獲得します。
引き分けになった場合は、ポッドのチップを得ることはできません。
その後各ゲームの敗者は、元々ポッドにあったチップの分だけ、
ポッドに支払います。
これで1ゲーム終了になります。
全てのプレイヤーはポッドにチップを支払い、次のゲームに写ります。

ゲーム終了

いずれかのプレイヤーが4勝したらゲーム終了になります。

バリエーション

・複数ゲームの選択
ビッドのチップを2枚以上握ることにより、複数のゲームに参加できます。
ただし手札の交換は1度だけです。
・強制参加
各プレイヤーは3つのゲームのうち、必ず1つのゲームに参加しなければなりません。
4,5人の時にはお勧めのバリエーションだそうです。
・強制ダブル
最初のポッドのチップ数の倍になるまで、強制参加になります。


※原文があまりルールがはっきりと書かれていないため、いくつかルール上加筆しています。
まだ遊んでいないので、どういう感じのゲームなのかはわかりません。
バッティング要素があるので、多人数でプレイした方が良いような気がします。

・参考サイト
Lucky  Dogs Games