さらなるブリスコラ
本記事は非常に長い記事になります。
お菓子と飲み物などを事前に用意してお読みください。
サイトや書籍でルールが大きく異なる点、補足は※印にて記載しました。
「ブリスコラ・ブジャルダ(Briscola bugiarda)」については、キリン時々遊戯をお読みください。
ブリスコラの親戚の「スエカ(Sueca)」についても、キリン時々遊戯をお読みください。
お菓子と飲み物などを事前に用意してお読みください。
サイトや書籍でルールが大きく異なる点、補足は※印にて記載しました。
「ブリスコラ・ブジャルダ(Briscola bugiarda)」については、キリン時々遊戯をお読みください。
ブリスコラの親戚の「スエカ(Sueca)」についても、キリン時々遊戯をお読みください。
2~6人まで遊べます。
本来はトランプ・イタリアデッキ40枚を使います。
しかし日本では入手が難しく、トランプとはデザインが異なるため慣れが必要です。
本ブログではトランプで説明します。
使うトランプ:通常のトランプより、ジョーカー、各スートの8,9,10を除きます。
全部で40枚になります。
カードの強さ:A>3>K>Q>J>7>6>5>4>2
目的:61点以上取ること本来はトランプ・イタリアデッキ40枚を使います。
しかし日本では入手が難しく、トランプとはデザインが異なるため慣れが必要です。
本ブログではトランプで説明します。
使うトランプ:通常のトランプより、ジョーカー、各スートの8,9,10を除きます。
全部で40枚になります。
カードの強さ:A>3>K>Q>J>7>6>5>4>2
ゲームを始める前にプレイするディール数や目標点数などを決めておきます。
このゲームは反時計回りに進行します。
ディール
じゃんけんなど適当な方法で最初のディラーを決めます。以降ディーラーは、反時計回りに持ち回りで交代します。
カードの得点
各カードには下記表の通り得点が付いています。
合計で120点になります。
・インデックスはこちら
<2人用ゲーム>
コンクイスタまたはブラックハンド(Conquista or Black Hand)
イタリアのブリスコラではよく加えられるバリエーションルールです。
適用できるプレイ人数は、はっきりと記載されていません。
1人のプレイヤーが切り札のA,3,Kの3枚をトリックで取った時、その3枚のカードを全員に公開します。
その時点で該当プレイヤーの自動的勝利になります。
その時点で該当プレイヤーの自動的勝利になります。
この条件が同じトリック中に3枚なのか、それとも1ディール中に3枚集めれば良いのかは明記されていません。
※以前はPAGATに上記の記載があったようですが、現在はこのバリエーションの記載はありません。
インデックス
長い文章になりますので、インデックスを作りました。・インデックスはこちら
<2人用ゲーム>
<3人用ゲーム>
<6人用ゲーム>
<ブリスコローネ/ブリュスカンビーユ>
<ブリコラ・マリッチャ>
<シェムビル>
<マリッジ>
<ビスカ>
<その他バリエーションゲーム>
<閑話休題>
<イタリアデッキを購入するには>
<参考文献・参考サイト>
<ブリコラ・マリッチャ>
<シェムビル>
<マリッジ>
<ビスカ>
<その他バリエーションゲーム>
<閑話休題>
<イタリアデッキを購入するには>
<参考文献・参考サイト>
2人用ゲーム
2人用ゲームでは事前にプレイするディール数を決めておきます。通常は3ディールか5ディールプレイするそうです。
ディラーは3枚ずつ交互に配ります。
配り残りは「山札」として、裏向きのままテーブルの置きます。
ディラーは山札の一番上のカードを表向きにします。
表向きのカードのスートが切り札になります。
各プレイヤーの手札は3枚になります。
切り札はスートがわかるよう、山札の下に90度回転させて表向きに置きます(写真参照)。
プレイ
ディラーでないプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。リードプレイヤーは手札から任意の1枚を表向きにプレイします。
もう一方のプレイヤーは、リードプレイヤーが出したスートに関係なく、何を出してもかまいません。
リードプレイヤーと同じスート出してもかまいませんし、他のスートを出してもかまいません。勿論切り札を出してもかまいません。
切り札が出た場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
切り札が出ていない場合は、リードで出されたスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
勝ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
勝ったプレイヤーは山札の一番上のカードを手札に加えます。その次に負けたプレイヤーが山札の一番上のカードを手札に加えます。
切り札表示のカードは、直前のトリックで負けたプレイヤーが取ることになります。
山札と手札がなくなったら1ディール終了になります。
勝敗
各自取ったカードの得点を合計します。
どちらかが61点以上取っていれば、そのプレイヤーの1勝になります。
もし2人とも60点の場合は引き分けになります。
事前に決めたディール数の過半数以上総理すれば、そのプレイヤーの勝利になります。
例えば3ディールの場合は2勝、5ディールの場合は3勝になります。
切り札表示のバリエーション
山札から1枚表向きにしたカードがAか3の場合、山札の中央あたりに戻して、もう一度山札の一番上を表向きにして切り札にするというバリエーションがあります。
勝敗のバリエーション
120点以上先取にします。
3人用ゲーム
ゲームを始める前に40枚のカードから2のカード1枚を除きます。のぞく2のスートは無作為に選びます。
明記されていませんが、除いたカードは各プレイヤーに公開します。
使うカードは39枚になります。
ディラーは3枚ずつ反時計回りに配ります。各プレイヤーの手札は3枚です。
ディラーの右隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
山札を取る順番は直前にトリックを取ったプレイヤー、以降反時計回りになります。
また3人では最も得点が高いプレイヤーが1勝します。61点以上取る必要はありません。
上記以外は2人用ゲームと同様です。
※カードの得点へ戻る
4人用ゲーム
4人の場合はペア戦になります。ディラーは3枚ずつ反時計回りに配ります。各プレイヤーの手札は3枚です。
ディラーの右隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
山札を取る順番は直前にトリックを取ったプレイヤー、以降反時計回りになります。
山札がなくなった時、パートナー同士で手札を見せ合い、自由に交換しあうことができます。
4人用ゲームでは、基本的にパートナー同士でこのゲームに関する会話は認められていません。
その代わりに以下のシグナルを出すことができます。
- 切り札のAが手札にある:歯の上に唇を引き伸ばす
- 切り札の3が手札にある:口を片側に歪ませる
- 切り札のKかQが手札にある:舌を出す。
- 切り札のJが手札にある:肩をすくめる
1トリック目までは会話はできませんが、2トリック目以降は以下にの会話ができます。
- パートナーに(切り札以外の)弱いカードがあるかどうか
- パートナーがどんな切り札を持っているかをランクを特定せずに確認する(切り札の7以外)
- 弱い切り札があるかどうか(2~6)
- 強い切り札があるかどうか(J,Q,K,3,A)
- 切り札の7があるか
- パートナーが切り札をプレイしなくてもこのトリックに勝てるかどうか
- パートナーが切り札以外のAか3を持っているかどうか
- 弱いカードをパートナーに出して欲しい
- 弱い切り札(または強い切り札)をパートナーに出して欲しい
- 切り札をプレイせずにパートナーにこのトリックを取って欲しい
- パートナーに切り札以外のAか3を出して欲しい
6人用ゲーム
6人の場合は3人1組のペア戦になります。ゲームを始める前に40枚のカードから各スートの2を除きます。
全部で36枚になります。
ディラーは3枚ずつ反時計回りに配ります。各プレイヤーの手札は3枚です。
ディラーの右隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
山札を取る順番は直前にトリックを取ったプレイヤー、以降反時計回りになります。
上記以外は4人用ゲームと同じです。
※カードの得点へ戻る
ブリスコラ・キアマタ(Briscola Chiamata)
ブリスコラ・キアマタは、ブリスコラのバリエーションゲームです。4、5人で遊べますが、5人推奨です。
今までのブリスコラとカードの得点以外違う点が多いため、詳しく説明します。
このゲームを始める前に予めチップなどを準備しておいてください。
また予めプレイするディール数や目標点数(獲得チップ数)を決めておきます。
また各プレイヤーの所有チュップ数を決めておきます。
ディーラー
じゃんけんなど適当な方法で最初のディラーを決めます。以降ディーラーは、反時計回りに持ち回りで交代します。
ディラーは以下の通り、人数に応じて反時計回りに配ります。
- 4人場合:各プレイヤーに4枚ずつ2回、2枚ずつ1回配ります。各プレイヤーの手札は10枚になります。
- 5人の場合:各プレイヤーに4枚ずつ2回配ります。各プレイヤーの手札は8枚になります。
ビッド
ディラーの右隣のプレイヤーから反時計回りにビッドします。ビッドはパスをするまで、何度でもできます。
ただし一度パスをしたプレイヤーは、再びビットすることはできません。
ビッドする場合は、ランクを宣言します。
最も強いランクがビッドでは最弱になり、最も弱いランクがビッドでは最強になります。
カードの強さ:A>3>K>Q>J>7>6>5>4>2です。
つまりビッドではAが最弱で2が最強になります。また自分の手札にないランクでも、手札にあるランクでも宣言できます。
次のプレイヤーはパスをするか、前のプレイヤーが宣言したランクより弱いランクを宣言します。
1人以外パスをするまでビットを続けます。
※Italian Card Games for All Agesでは、ビッドは1周のみ行うと記載されています。
1人残ったプレイヤーがデクレアラーになります。
デクレアラーは切り札を宣言します。切り札とデクレアラーが宣言したランクを持っているプレイヤーがデクレアラーのパートナーになります。
例えばデクレアラーが「J」と宣言し、切り札を♣と宣言したときは、♣Jを持っているプレイヤーがデクレアラーのパートナーになります。
デクレアラーのパートナーになったプレイヤーは、自分がパートナーであることは黙っておきます。
もしデクレアラー自身の手札にある場合は、パートナーはいません。
プレイ
ディラーの右隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。リードプレイヤーは手札から任意の1枚を表向きにプレイします。
もう一方のプレイヤーは、リードプレイヤーが出したスートに関係なく、何を出してもかまいません。
リードプレイヤーと同じスート出してもかまいませんし、他のスートを出してもかまいません。勿論切り札を出してもかまいません。
切り札が出た場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
切り札が出ていない場合は、リードで出されたスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
勝ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
手札がなくなったら1ディール終了になります。
得点
パートナーがいる場合は、デクレアラーとパートナーが取ったカードの点数を合計します。
パートナーがいない場合は、デクレアラー自身が取ったカードの点数のみを合計します。
得点の合計が61点以上であれば、成功。60点以下であれば失敗です。
成功の場合、パートナーがいない場合:4点、いる場合はデクレアラー:2点、パートナー:1点になります。それ以外のプレイヤーは1点ずつを失います。パートナーがいない場合は、デクレアラー自身が取ったカードの点数のみを合計します。
得点の合計が61点以上であれば、成功。60点以下であれば失敗です。
61点以降は、10点刻みでデクレアラーまたはパートナーが得る得点が増えます。
またデクレアラーまたはパートナーで全トリック取った場合は、点数が倍になります。
失敗した場合は、逆になります。
詳細は下記点数表をご参照ください。
ゲーム終了
5人用ゲーム
ブリスコラ5人用は、ブリスコラ・キアマタとほぼ同じルールでプレイされているようです。
点数でビッドする場合もあります。その場合は最低61以上からになります。
この最低ビッドもカタニアでは70点以上だったり、81点以上でプレイすることもあるようです。
点数は61点であれば2点、以降10点刻みで獲得点数が倍になります。
点数は61点であれば2点、以降10点刻みで獲得点数が倍になります。
またイタリア北部では自分がパートナーであると嘘を言って良いというルールもあるようです。
この嘘をつくバリエーションがブリスコラ・ブジャルダと呼ばれているかはわかりません。
一部のイタリアのサイトでは、ブリスコラ・ブジャルダはブリスコラ・キアマタ・センプリーチェ(Briscola chiamata semplice)とも呼ばれていると記載されています。
5人用のルールは、多くのバリエーションゲームがあるようです。
本ブログでは5人用バリエーションのうち1つだけ紹介します。
ブリスコラ・シンク・コル・モンテ(Briscola a cinque col monte)
イタリアのシチリア西部でプレイされているバリエーションゲームです。
各プレイヤーの手札は7枚になります。
残った5枚は裏向きのままテーブルの中央に置きます。
ビッドは点数で行います。最低70からです。
最も多くビッドしたプレイヤーがデクレアラーになります。
デクレアラーは切り札を宣言した後、裏向きの5枚を手札に加えます。
その後手札が7枚になるように、裏向きにして捨てます。
ブリスコローネ(Briscolone)
2人用のブリスコラのバリエーションゲームになります。各プレイヤーの手札は5枚になります。切り札はありません。
配り残りは全て裏向きにして山札にします。
時々フォローのルールがマストフォローで行う時もあるようです。
つまり:
- リードで出されたスートがある場合は、必ずそのスートを出します。複数ある場合は、任意の1枚を出します。
- ない場合は、切り札を含め何を出してもかまいません。
上記以外は2人用ゲームと同様です。
ブリュスカンビーユ(Brusquembille)
2人用のブリスコラのバリエーションゲームになります。18世紀フランスの古いゲームで、その当時の役者の芸名が由来だと言われています。
ブリスコラはエース・テンゲームの分類に入ります。
ブリュスカンビーユは、その分類の中で最も古いゲームのようです。
チップを使います。
使うカードは各スートのA(11点)、10(10点)、K(4点)、Q(3点)、J(2点)、9(0点)、8(0点)、7(0点)の32枚になります。
カードの強さはA>10>K>Q>J>9>8>7です。
Aをプレイしトリックに勝った時は相手から2チップ、10をプレイしトリックに勝った時は相手から1チップ獲得します。
逆にAをプレイしトリックに負けた場合は、相手に2チップ払います。
10をプレイし負けた場合は、相手に1チップ払います。
上記以外は2人用ゲームと同様です。
※ウィキペディアでは2~5人までプレイできると記載されています。
ブリスコラ・マリッチャ(Briscola Mariccia)
ブリスコラ・スコペルタ(Briscola Scoperta)とも呼ばれています。
2人用のブリスコラのバリエーションゲームになります。
プレイ前にマリッジの得点を決めておきます。
このゲームでは手札は常に公開してプレイします。山札から手札に1枚補充した時も公開します。
ディラーは5枚ずつ交互に配ります。各プレイヤーの手札は5枚になります。
配り残りは「山札」として、裏向きのままテーブルの置きます。
ディラーは山札の一番上のカードを表向きにします。
表向きのカードのスートが切り札になります。
配り残りは「山札」として、裏向きのままテーブルの置きます。
ディラーは山札の一番上のカードを表向きにします。
表向きのカードのスートが切り札になります。
切り札のKとQが手札にある場合、そのトリックでプレイする前にマリッジ宣言をし得点を獲得します。
マリッジ宣言の得点は20点です(ルールによっては40点)。
マリッジ宣言をしても切り札は変わりません。
山札がなくなるまでは、2人用ゲーム同様、リードプレイヤーが出したカードに関係なく、どのスートを出してもかまいません。
リードプレイヤーと同じスートを出しても良いですし、他のスートを出してもかまいません。勿論切り札を出すこともできます。
山札がなくなった以降は、マストフォローになります。
つまり:
- リードで出されたスートがある場合は、必ずそのスートを出します。複数ある場合は、任意の1枚を出します。
- ない場合は、切り札を含め何を出してもかまいません。
1ディール終了後、取ったカードの得点、マリッジの得点を集計します。
合計で250点以上であればゲーム終了です。先に250点以上に達したプレイヤーの勝利です。
2人とも同時に250点以上に達した場合は、最も合計点が高いプレイヤーの勝利です。
同点は引き分けになります。
合計で250点以上であればゲーム終了です。先に250点以上に達したプレイヤーの勝利です。
2人とも同時に250点以上に達した場合は、最も合計点が高いプレイヤーの勝利です。
同点は引き分けになります。
シェムビル(Schembil)
北アフリカでプレイされている6人用のブリスコラのバリエーションゲームです。
3人1組のチーム戦になります。
各チームから1人「キャプテン」を選出します。
「キャプテン」は通常トリックテイキングゲームに熟練したプレイヤーがなります。
会話は常にキャプテンがそれ以外のパートナーに対して行います。
キャプテン以外のプレイヤーがキャプテンに対して会話することはできません。
会話の方法は、「4人用ゲーム」と同様です。
各チームから1人「キャプテン」を選出します。
「キャプテン」は通常トリックテイキングゲームに熟練したプレイヤーがなります。
会話は常にキャプテンがそれ以外のパートナーに対して行います。
キャプテン以外のプレイヤーがキャプテンに対して会話することはできません。
会話の方法は、「4人用ゲーム」と同様です。
マリアンナ(The Marianna)
マリアンナは、イタリア北部で生まれたブリスコラのバリエーションゲームです。シチリア周辺では「シンクエセント(Cinquecento)」として知られています。
2~4人まで遊べます。
3人で遊ぶときは、ゲームを始める前に40枚のカードから2のカード1枚を除きます。
のぞく2のスートは無作為に選びます。
明記されていませんが、除いたカードは各プレイヤーに公開します。
4人で遊ぶときはペア戦になります。
各プレイヤーの手札は5枚になります。
配られた後残ったカードは山札として裏向きのままテーブルに置きます。
最初のトリックでは切り札はありません。
マリッジを宣言する時は、そのトリックのプレイ前に手札から公開します。
ただし最初トリックと山札がなくなった以降はマリッジ宣言をすることができません。
マリッジを宣言すると、公開したそのスートが切り札になります。
他のスートのマリッジが宣言されるまで、そのスートが以降の切り札となります。
またマリッジは宣言されたタイミングに応じて下記のように得点を獲得できます。
- 最初のマリッジ:20点
- 2回目のマリッジ:40点
- 3回目のマリッジ:60点
- 4回目のマリッジ:80点
ただしマリッジ宣言は1トリックにつき、1組限りになります。
手札に同じスートのKとQが2組あったとしても、1度に2回マリッジ宣言をすることはできません。
1組のマリッジ宣言をした次のトリック以降でマリッジ宣言をします。
1ディール終了後、取ったカードの得点、マリッジの得点を集計します。
合計で501点以上であればゲーム終了です。先に501点以上に達したプレイヤーの勝利です。
複数同時に501点以上に達した場合は、最も合計点が高いプレイヤーの勝利です。
同点は引き分けになります。
上記以外は人数に応じたブリスコラのルールと同様です。
※カードの得点へ戻る
ビスカ(Bisca)
ブリスコラに関連したゲームになります。
2~4人まで遊べます。4人で遊ぶときはペア戦になります。
ビスカではカードの強さが以下のように変わります。
カードの強さ:A>7>K>Q>J>10>6>5>4>3>2
カードの得点は下記表の通りになります。
3人で遊ぶときは、ゲームを始める前に40枚のカードから2のカード1枚を除きます。
のぞく2のスートは無作為に選びます。
明記されていませんが、除いたカードは各プレイヤーに公開します。
ディラーは各プレイヤーに裏向きの3枚ずつ、反時計回りに配ります。
配られた後残ったカードは山札として裏向きのままテーブルに置きます。
ディラーは山札の一番上のカードを表向きにします。
表向きのカードのスートが切り札になります。
各プレイヤーの手札は3枚になります。
ディラーの右隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
リードプレイヤーが出したカードに関係なく、どのスートを出してもかまいません。
リードプレイヤーと同じスートを出しても良いですし、他のスートを出してもかまいません。勿論切り札を出すこともできます。
1トリック終了後、トリックの勝者から反時計回りに山札からカードを1枚補充します。山札と手札がなくなったら1ディール終了になります。
各プレイヤーは取ったカードの得点を集計し、最も高い得点のプレイヤーが勝者となります。
同点の場合はサドンデスとしてもう1プレイ行います。
ブラジルでのビスカ
ブラジルでもビスカはプレイされています。
ブラジルでは使うカードはジョーカーを除いた52枚になります。
またカードの強さが変わります。
A(11点)>10(10点)>K(4点)>J(3点)>Q(2点)>9>8>7>6>5>4>3>2
9以下は0点です。
サイトによってはビスカは、スエカとして紹介されています。ブラジルでは使うカードはジョーカーを除いた52枚になります。
またカードの強さが変わります。
A(11点)>10(10点)>K(4点)>J(3点)>Q(2点)>9>8>7>6>5>4>3>2
9以下は0点です。
リードプレイヤーが切り札以外を出した場合は、出したカードに関係なくどのスートを出してもかまいません。
リードプレイヤーと同じスートを出しても良いですし、他のスートを出してもかまいません。勿論切り札を出すこともできます。
リードプレイヤーが切り札を出した場合はマストフォローになります。
つまり:
- リードで出されたスートがある場合は、必ずそのスートを出します。複数ある場合は、任意の1枚を出します。
- ない場合は、切り札を含め何を出してもかまいません。
※概要へ戻る
その他バリエーションゲーム
ボスニアヘルツェゴビナのブリスコラ
ボスニアヘルツェゴビナのブリスコラは:
A,10,K,Q,J,9,8,7の32枚を使ってプレイします。
カードの強さは:A(11点)>10(10点)>K(4点)>Q(3点)>J(2点)>9>8>7です。
9以下は0点です。
特にプレイ人数の制限に明記はありません。
4人の時は個人戦にでもペア戦にでもできます。
上記以外は人数に応じたブリスコラのルールと同様です。
クロアチア、ボスニアヘルツェゴビナのバリエーションゲームでは、手札4枚でプレイします。
また各トリックでは2枚ずつプレイします。
最初に1枚ずつプレイし、さらに2枚目をプレイします。
最初にリードされたスートの中で一番強いカード、または切り札がプレイされている場合は切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーが全てのカードを取ります。
1トリック終了後、各プレイヤーは手札が4枚になるよう山札から補充します。
上記以外は人数に応じたブリスコラのルールと同様です。
※概要へ戻る
閑話休題
先日のトリテSkypeでブリスコラが話題になっていると聞きましたので、その波にのってみました。ブリスコラ・ブジャルダはまだサイトの情報しか見つけられていません。
実際のイタリアではブリスコラをギャンブルゲームとして遊ばれているようです。
今もかはわかりませんが、ブリスコラのルールは細かいところでルールが変わってきているようです。
またバリエーションも多く、本ブログに載せたバリエーションは一部にすぎません。
下記の参考サイトの他に色々なサイトを見つけることができました。
中にはブリスコラの概要をよくまとめられたものもありました。
機会があれば別の機会・別の場で紹介したいと思います。
・ブリスコラのプレイ光景
・ブリスコラの説明動画
※概要へ戻る
・Italian Card Games for All Ages: How to play Briscola, Scopa and many other traditional Italian card games (English Edition) Long Bridge Publishing
・The Penguin Book of Card Games David Parlett
・参考サイト
➢ゲームファーム
➢PAGAT
➢Wiki
➢SEE YOU IN ITALY
➢Word game - Rules and strategy of word games
◆ブリスコラ・ブジャルダに関する参考サイト
盛岡思考遊戯倶楽部(+旧くぼたや日記)
とりあえずゲームで!
いものやま。
ゲームばっかりやってないで
キリン、時々遊戯
皆様良いお年を。
※概要へ戻る
※概要へ戻る
イタリアデッキを購入するには
日本で現在購入できるのはモディアーノぐらいでした。
参考文献・参考サイト
・参考文献・Italian Card Games for All Ages: How to play Briscola, Scopa and many other traditional Italian card games (English Edition) Long Bridge Publishing
・The Penguin Book of Card Games David Parlett
・参考サイト
➢ゲームファーム
➢PAGAT
➢Wiki
➢SEE YOU IN ITALY
➢Word game - Rules and strategy of word games
◆ブリスコラ・ブジャルダに関する参考サイト
盛岡思考遊戯倶楽部(+旧くぼたや日記)
とりあえずゲームで!
いものやま。
ゲームばっかりやってないで
キリン、時々遊戯
皆様良いお年を。
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