2017年1月1日日曜日

鹿狩り

鹿狩りは天九牌を使ったトリックテイキングゲームです。
4人用でペア戦になります。
このゲームは反時計回りに進行します。
ゲームの目的は得点になる牌を多く取ることです。


天九牌の構成

天九牌はドミノ牌と同じく、1つの牌に2つの目が書かれています。
天九牌では写真のように同じ目の牌が2枚ずつあるものと、1枚しかない牌があります。
2枚ずつある牌は、[6-6]、[5-6]、[4-6]、[1-6]、[5-5]、[1-5]、[4-4]、[3-3]、[1-3]、[2-2]、[1-1]
1枚しかない牌は、[3-6]、[2-6]、[4-5]、[3-5]、[2-5]、[3-4]、[2-4]、[1-4]、[2-3]、[1-2]
全部で32枚あります。
鹿狩りでの牌の強さは[6-6]が最も強く、以降は[6]、[5、[4]、[3]、[2]、[1]の目の順になります。
各目の強さはも一方の目の大きい順になります。
写真だと上から左から右に下に降りる順になります。
例えば[5]の目だと、[5-6]、[5-5]、[4-5]、[3-5]、[2-5]、[1-5]の順になります。

鹿狩りの点数

鹿狩りでは赤い目が入った牌を取ると点数になります。

赤い目の合計は64点になります。
それ以外は点になりません。

牌の配り方

実際は麻雀のように二段に重ねるようです。
それ以外に色々な配り方があるようですが、ここでは個人的なお勧めの配り方を紹介します。
まず[6-6]、[5-6]、[4-6]、[4-4]を下の写真のように2つに分けます。

その2つが混ざらないよう裏向きにしてシャッフルし、その4枚を2枚ずつ、ペア同士で分けて手札にします。
残りの牌を全て裏向きにしてシャッフルし、各プレイヤーに均等に配ります。
各プレイヤーの手札は8枚になります。
配り終わったら、じゃんけんなど適当な方法で最初のリードプレイヤーを決めます。
以降は反時計回りに持ち回りになります。


プレイ

最初のリードプレイヤーから反時計回りに、手札から1枚プレイします。
リードプレイヤーが出した牌に関係なく、どの牌を出してもかまいません。
一番強い牌を出したプレイヤーがトリックを取ります。
もし同じ強さの牌が複数ある場合は、先出し勝ちになります。
トリックで取った牌は、裏向きにして脇に置きます。
手札がなくなったら(8トリック終了後)、1ゲーム終了です。
チーム同士取った牌を集め、赤い目の数を合計します。その合計が得点になります。

ゲーム終了

ゲームの終了は特に決まっていません。
予め何ゲームするか決めてからプレイすることをお勧めします。
個人的には8ゲームぐらいが良いように思います。

このゲームはかなりキツいゲームです。
特に残りの牌が少なくなると、だんだん相手が何を持っているのかわかってきます。
「肉を切らせて骨を断つ」というプレイをせざるを得ない状況が何度もあります。
非常に胃が痛くなるようなゲームですので、好き嫌いがはっきりでるゲームだと思います。
それでも何故か遊びたくなる魅力的で面白いゲームだと思います。


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