ビンゴは、ドミノを使った2人用のトリックテイキングゲームです。
W6・28枚を使います。
このゲームは66というトリックテイキングゲームがベースになっています。
7ゲームポイント以上先取すると勝利になります。
手札の配り方
適当な方法で最初のディラーを決めます。以降は持ち回りになります。
全ての牌を裏返しにシャッフルし裏向きのまま1枚ずつ配ります。
各プレイヤーの手札は7枚になります。
残りの牌は山札として、裏向きのまま場に残します。
ディーラーは山札のうち1枚を表にします。表向きにした牌が1つでも「0」が含まれている場合は、必ず「0」が切り札になります。そうでない場合は大きい目の方が切り札になります。
例えば表向きにした牌が🁨の場合は切り札は「0」、表向きにした牌が🁶の場合は切り札が「5」になります。
牌の強さ
このゲームでは、切り札に関係なく、🁣が最も強い牌になります。
それ以外の牌は、スートでない方の目で一番大きい目ほど強い牌になります。
例えば「4」の目がスートの場合、4のスートの強さは
🁣>🂅>🂄>🂃>🂂>🂁>🂀>🁿
になります。
牌の得点
このゲームでは「0」の目は「7」として計算します。得点は下記の通りです。
・切り札のダブル牌:28点。例えば切り札が「3」の時、🁻は28点になります。
・ダブル牌以外の切り札:両目の合計。
・切り札以外の合計が10になる牌つまり🁦、🂑:各10点。
・切り札以外のダブル牌:両目の合計。
・上記以外の牌:0点
全合計点は、切り札により下記表の通り変動します。
山札がなくなるまでプレイした時のみ、最後のトリックに勝ったプレイヤーは追加で10点獲得します。
プレイ
勝利宣言がされていない、または山札から補充ができるうちは、メイフォローのトリックテイキングゲームになります。
つまりリードプレイヤーが出したスートを必ず出す必要はありません。
リードプレイヤーが手札から1枚場に出します。場に出した牌のうち、大きい目の方がスートになります。ただし切り札の目は強制的にその目がスートになります。
例えばリードプレイヤーが🂁を出した場合、「4」の目がスートになります。
もう一方のプレイヤーは、手札から1枚場に出します。このときリードプレイヤーが出したスートをフォローする必要はありません。
2人とも牌を出したら、次の通りトリックの勝者を決めます。
👉🁣が出ている場合は、🁣を出したプレイヤーが勝ちます。
👉切り札が出ていて🁣が出ていない場合は、切り札を出したプレイヤーが勝ちます。切り札が2枚出ている場合、スートではない方の目でより大きい目を出したプレイヤーが勝ちます。
👉上記以外でリードプレイヤーが出したスートをフォローしなかった場合は、リードプレイヤーがそのトリックを取ります。
👉上記以外でリードプレイヤーが出したスートをフォローした場合は、より強い牌を出したプレイヤーがそのトリックを取ります。
トリックで取った牌は裏向きにして自分の脇に置きます。取った牌は以降見ることはできません。
トリック終了後、トリックの勝者は、山札から補充します。または自分が合計70点以上取っていると思えば、勝利宣言します。
勝利宣言をすると以降山札から補充ができなくなります。
👉トリックを取ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
🙆山札から補充する場合は、まず直前の勝者が1枚補充し、次に敗者が残りの山札から1枚補充します。
切り札表示の牌は、残りが切り札表示1枚だけになった時点で取ります。
補充
🙅勝利宣言した場合は、切り札表示の牌を裏向きにします。以降ゲームが終わるまで、山札からの補充ができなくなります。
切り札表示の牌が裏向きになりますが、切り札が無効になったり、変わることはありません。
勝利宣言した場合、または山札がなくなった場合、次のトリックからフォローの規則が以下のように変わります。
👉リードプレイヤーが出したスートがあれば必ずそのスートを出さなければなりません。
👉リードプレイヤーが切り札を出した場合、切り札でそれより強い牌があれば、その牌をださなければなりません。該当する牌が複数ある場合は、そのうちの好きな牌を出すことができます。強い牌がない場合は、それより弱い切り札を出します。
👉リードプレイヤーが切り札を出した場合で、切り札が1枚もなく🁣がある場合は、🁣を出さなければなりません。切り札も🁣もない場合は、好きな牌を出すことができます。
トリックの勝者の決め方は、前述と同様になります。
取った牌は裏向きにして脇に置きます。トリックを取ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
👉手札がなくなれば、1ディール終了します。
ダブル
手札にダブル牌が2枚以上ある場合、「ダブル」を宣言することで追加点を得る可能性があります。
「ダブル」を宣言するには:
- 宣言する前に少なくとも1トリック以上取っている必要があります。
- リードでプレイする前に、取りたいダブル数を宣言します。このとき宣言した数以上のダブル牌を持っている必要があります。
- ダブル牌でリードした後、宣言した残りのダブル数分ダブル牌を公開します。例えば「3」ダブルと宣言した場合、ダブル牌をリードした後、他のダブル牌2枚を公開します。
- リードしたダブル牌でトリックに勝つ必要があります。勝った場合、公開したダブル牌のうち1枚をリードでプレイする必要があります。
🁣でトリックに勝った場合は、上記の得点に加え追加で10点獲得します。
宣言したダブル数分トリックを取れば成功となり、追加点を獲得します。
リードの際手札にダブル牌が7枚ある場合は、公開することで無敵が成功したことになります。その時点で1ディール終了します。ダブル牌7枚持っているプレイヤーは3ゲームポイント獲得します。
宣言したダブル数に達する前にトリックに負けてしまった場合は、失敗になります。
失敗した場合は、追加点は一切獲得できません。
失敗した場合、公開した残りのダブル牌を手札に戻します。
ダブル牌7枚持っていて自分がリードではない場合、そのうちの1枚をトリックで取った後、残りの6枚を公開します。その時点で1ディール終了し、公開したプレイヤーは1ゲームポイント獲得します。
ディールの終了
ダブルによるディール終了も、勝利宣言が起きなかった場合は、山札もなくなった後お互いの手札がなくなれば、1ディール終了となります。
1ディール終了後、ダブルの宣言でゲームポイント獲得した場合以外は、次の通りゲームポイントを計算します。
- 合計70点以上獲得し、相手プレイヤーが30点以上70点未満の場合:70点以上獲得したプレイヤーが1ゲームポイント獲得
- 合計70点以上獲得し、相手プレイヤーが30点未満の場合:70点以上獲得したプレイヤーが2ゲームポイント獲得
- 合計70点以上獲得し、相手プレイヤーが1トリックも取っていない場合:70点以上獲得したプレイヤーが2ゲームポイント獲得
- 勝利宣言をしたプレイヤーの合計点が70点未満の場合:相手プレイヤーは2ゲームポイント獲得
合計で7ゲームポイント以上獲得したプレイヤーの勝利になります。
ゲームポイントの獲得方法については、かなり意見が分かれているようです。
このブログでは下記の参考サイトを参考にゲームポイントを掲載しました。
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