切り札の「7」に気をつけろ
ガイゲルはドイツのシュヴァーベンでプレイされているトリックテイキングゲームです。
通常は4人ペア戦で遊ぶようですが6人(3人1組)で遊ぶことも出来るようです。
3人でもプレイ可能のようですが、3人ルールは明確でないようです。
3人でもプレイ可能のようですが、3人ルールは明確でないようです。
このゲームではトランプ2セットを使います。
トランプ2セットより各スートの2~6,8,9を除きます。
つまり使うのはA,K,Q,J,10,7のみです。
全部で48枚になります。
ドッペルコップ用のトランプデッキをお持ちの方は、「7」の代わりに「9」を使ってください。
各カードの強さは:A>10>K>Q>J>7
このゲームは反時計回りに進行します。
ゲームの目的:ゲームを始める前にゲームポイントを決めておきます。
規定のゲームポイント以上を先取したチームの勝利です。
ゲームを始める前に適当にディール数を決めてもよいと思います。
最初に4人用のルールから説明します。
6人プレイの時も4人時と同じルールです。
トランプ2セットより各スートの2~6,8,9を除きます。
つまり使うのはA,K,Q,J,10,7のみです。
全部で48枚になります。
ドッペルコップ用のトランプデッキをお持ちの方は、「7」の代わりに「9」を使ってください。
各カードの強さは:A>10>K>Q>J>7
このゲームは反時計回りに進行します。
ゲームの目的:ゲームを始める前にゲームポイントを決めておきます。
規定のゲームポイント以上を先取したチームの勝利です。
ゲームを始める前に適当にディール数を決めてもよいと思います。
最初に4人用のルールから説明します。
6人プレイの時も4人時と同じルールです。
ディール
ジャンケンなどで仮のディーラーを決めます。
仮のディーラーはカードをシャッフルし、表向きに1枚ずつ配ります。
最初にAが配られたプレイヤーが最初のディーラーになります。
以降ディラーは反時計回りに持ち回りで交代します。
ディラーはシャッフルした後、ディーラーの右隣のプレイヤーから反時計回りに、最初に3枚ずつ、そのあと2枚ずつ、各プレイヤーに裏向きのまま配ります。
各プレイヤーの手札は5枚になります。
余ったカードは裏向きのまま山札として、場の中央に置きます。
ディーラーは山札の一番上のカード1枚だけ表向きにします。
このカードのスートが切り札になります。
切り札はスートがわかるよう、山札の下に90度回転させて表向きに置きます(写真参照)。
後述しますが、手札に同じスートのKとQがあれば、その2枚を公開して得点を獲得することができます。
切り札以外のKとQであれば20点、切り札のKとQであれば40点になります。
ただしすでにプレイしたカードを使ってこの得点を得ることはできません。
またこの得点を得るためには、自分またはパートナーが1トリック以上取っていることが前提になります。
勝ったプレイヤーがリードプレイヤーになります。
トリック終了後、リードプレイヤーから反時計回りに、手札が5枚になるよう山札から1枚ずつ補充します。
最初にAが配られたプレイヤーが最初のディーラーになります。
以降ディラーは反時計回りに持ち回りで交代します。
ディラーはシャッフルした後、ディーラーの右隣のプレイヤーから反時計回りに、最初に3枚ずつ、そのあと2枚ずつ、各プレイヤーに裏向きのまま配ります。
各プレイヤーの手札は5枚になります。
余ったカードは裏向きのまま山札として、場の中央に置きます。
ディーラーは山札の一番上のカード1枚だけ表向きにします。
このカードのスートが切り札になります。
切り札はスートがわかるよう、山札の下に90度回転させて表向きに置きます(写真参照)。
カードの得点
各カードの得点は下記表の通りです。
各カード2枚ずつ入っていますので合計240点になります。後述しますが、手札に同じスートのKとQがあれば、その2枚を公開して得点を獲得することができます。
切り札以外のKとQであれば20点、切り札のKとQであれば40点になります。
ただしすでにプレイしたカードを使ってこの得点を得ることはできません。
またこの得点を得るためには、自分またはパートナーが1トリック以上取っていることが前提になります。
プレイ
ディーラーの右隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
最初のトリックのみ特殊なルールでプレイします。
最初のトリックの時だけ、手札が切り札しかない場合を除き、切り札をプレイすることは出来ません。
リードプレイヤーは以下の3つのうちいずれか1つの方法でプレイします。
- 切り札以外のA・1枚を表向きにプレイする:他のプレイヤーは反時計回りに1枚ずつ表向きにプレイします。出すカードはリードプレイヤーが出したスートに関係なく、切り札以外であれば、好きなカードを出すことができます。他のプレイヤーがどのカードを出しても、必ずリードプレイヤーが勝ちます。
- 「ハイアーカード」と宣言し、A以外のカードを1枚裏向きにプレイする:他のプレイヤーは裏向きに1枚ずつプレイします。出すカードはリードプレイヤーが出したスートに関係なく、切り札以外であれば、好きなカードを出すことができます。リードプレイヤーが出したスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。同じ強さのカードが2枚出ている場合は、先出し勝ちになります。
- 「セカンドエース」と宣言し、切り札以外のA・1枚を裏向きにプレイする:他のプレイヤーは裏向きに1枚ずつプレイします。出すカードはリードプレイヤーが出したスートに関係なく、切り札以外であれば、好きなカードを出すことができます。リードプレイヤーと同じAを出したプレイヤーが勝ちます。
手札が切り札のみのときに限り、手札を公開したうえで、切り札をプレイします。ただし、リードプレイヤーが切り札をプレイしたとき以外は必ず負けます。
リードプレイヤーが手札に切り札しかない場合も、手札を公開したうえで、切り札を表向きにプレイします。他のプレイヤーは手札が全て切り札の時のみ、切り札をプレイします。手札に切り札以外のカードがあれば、切り札以外のカードをプレイします。
その場合、出された切り札のうち一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。同じ強さのカードが2枚出ている場合は、先出し勝ちになります。
その場合、出された切り札のうち一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。同じ強さのカードが2枚出ている場合は、先出し勝ちになります。
勝ったプレイヤーは出されたカードを裏向きにして、自分の脇に重ねて置きます。
勝ったプレイヤーがリードプレイヤーになります。
1トリック目終了後、リードプレイヤーから反時計回りに、手札が5枚になるよう山札から1枚ずつ補充します。
2トリック目以降は以下の通りプレイします。
リードプレイヤーは手札から表向きに1枚プレイします。出すカードは何を出してもかまいません。
以降反時計回りに各プレイヤーは手札から表向きに1枚プレイします。出すカードは何を出してもかまいません。
リードプレイヤーと同じスートを出してもかまいませんし、リードプレイヤーと違うスートを出してもかまいません。勿論切り札を出してもかまいません。
切り札が出ていない場合は、リードプレイヤーが出したスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。同じ強さのカードが2枚出ている場合は、先出し勝ちになります。
切り札が出ている場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。同じ強さのカードが2枚出ている場合は、先出し勝ちになります。
勝ったプレイヤーは出されたカードを裏向きにして、自分の脇に重ねて置きます。勝ったプレイヤーがリードプレイヤーになります。
トリック終了後、リードプレイヤーから反時計回りに、手札が5枚になるよう山札から1枚ずつ補充します。
KQ宣言
KQ宣言は自分またはパートナーが1トリック以上取っていないと宣言できません。
手札に同じスートのKとQがあれば手札から公開し、得点を獲得できます。
切り札以外のKとQであれば20点、切り札のKとQであれば40点になります。
宣言後は手札に戻します。トリックで使った後宣言したことがわかるように、使ったカードのうち1枚を表向きにして脇に置きます。
すでにプレイしたカードを使ってこの得点を得ることはできません。
また一度宣言に使ったカードを再び使い回すことは出来ません。
宣言に使わなかったカードであれば、既に宣言したスートと同じでも得点を獲得することができます。
原文では宣言のタイミングは明記されていませんが、手札の補充後が良いかと思います。
交換に使った切り札表示の「7」は、新たな切り札表示として、山札の一番下にスートがわかるよう置きます。
2枚目の切り札の「7」が手札にあった場合、切り札表示の「7」を表向きのまま脇に置きます。そのトリック終了した後、山札から引く代わりに脇に置いた切り札の「7」を手札に加えます。
手札の補充など同じタイミングで、切り札の「7」を引いた2人が同じペアだった場合、どちらが切り札表示のカードを取るか相談して決めます。
このとき手札の内容を言うことはできません。
もしお互いに違うチームだった場合、引いた順番が優先されます。
先に引いたプレイヤーが切り札表示のカードと交換をし、その後次に引いたプレイヤーが切り札表示の「7」を自分の脇に置きます。
切り札表示を含め山札が残り4枚(ない場合は山札だけで4枚)になった時、切り札表示がある場合は、その直前のトリックで勝ったプレイヤーが切り札表示のカードを取ります。
山札がなくなった直後より以下の通りプレイします。
勝ったプレイヤーがリードプレイヤーになります。
トリック終了後、リードプレイヤーから反時計回りに、手札が5枚になるよう山札から1枚ずつ補充します。
全員の手札がなくなったら1ディール終了です。
なかなか博打要素があるトリックテイキングゲームです。
個人的にはまったりディール数を決めて、得点が高い方が勝ちの方が良いような気がします。
ドイツではビール片手につまみのナッツをチップの代用にして、遊んでいるのかもしれません。
機会が遊んでみようと思います。
参考サイト
PAGAT.COM
WHITE NUCKLE PLAYING CARDS
Read Tiger
宣言後は手札に戻します。トリックで使った後宣言したことがわかるように、使ったカードのうち1枚を表向きにして脇に置きます。
すでにプレイしたカードを使ってこの得点を得ることはできません。
また一度宣言に使ったカードを再び使い回すことは出来ません。
宣言に使わなかったカードであれば、既に宣言したスートと同じでも得点を獲得することができます。
原文では宣言のタイミングは明記されていませんが、手札の補充後が良いかと思います。
切り札の「7」
手札に切り札の「7」があるプレイヤーは、切り札表示のカードと交換することができます。交換に使った切り札表示の「7」は、新たな切り札表示として、山札の一番下にスートがわかるよう置きます。
2枚目の切り札の「7」が手札にあった場合、切り札表示の「7」を表向きのまま脇に置きます。そのトリック終了した後、山札から引く代わりに脇に置いた切り札の「7」を手札に加えます。
手札の補充など同じタイミングで、切り札の「7」を引いた2人が同じペアだった場合、どちらが切り札表示のカードを取るか相談して決めます。
このとき手札の内容を言うことはできません。
もしお互いに違うチームだった場合、引いた順番が優先されます。
先に引いたプレイヤーが切り札表示のカードと交換をし、その後次に引いたプレイヤーが切り札表示の「7」を自分の脇に置きます。
切り札表示を含め山札が残り4枚(ない場合は山札だけで4枚)になった時、切り札表示がある場合は、その直前のトリックで勝ったプレイヤーが切り札表示のカードを取ります。
山札がなくなった直後より以下の通りプレイします。
- リードプレイヤーが出したスートがあれば、必ずそのスートを出します。複数ある場合はそのうちから任意の1枚を出します。
- リードプレイヤーが出したスートがない場合、切り札があれば必ず切り札を出します。複数切り札がある場合は、そのうちから任意の1枚を出します。
- リードプレイヤーが出したスートも、切り札もない場合は何を出してもかまいません。
切り札が出ていない場合は、リードプレイヤーが出したスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。同じ強さのカードが2枚出ている場合は、先出し勝ちになります。
切り札が出ている場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。同じ強さのカードが2枚出ている場合は、先出し勝ちになります。
勝ったプレイヤーは出されたカードを裏向きにして、自分の脇に重ねて置きます。勝ったプレイヤーがリードプレイヤーになります。
トリック終了後、リードプレイヤーから反時計回りに、手札が5枚になるよう山札から1枚ずつ補充します。
全員の手札がなくなったら1ディール終了です。
ゲーム終了
トリック終了後、今まで取ったカードの得点とKQの宣言の得点を合計し、101点以上獲得していると確信した場合、「アウト」と宣言します。
宣言通り101点以上獲得し、相手チームが1トリック以上取っている場合は1ゲームポイントを獲得します。
もし相手チームが1トリックも取っていない場合は、2ゲームポイントを獲得します。
宣言し101点未満だった場合は、相手チームが2ゲームポイントを獲得します。
プレイ前に決めておいたゲームポイント以上を先に獲得したペアの勝利となります。
シグナル
このゲームでは以下のシグナルが許されています。
それ以外の会話は基本的に禁止されています。
それ以外の会話は基本的に禁止されています。
- 舌で頬の内側を押す:手札に♦が1枚以上ある
- 肩をかく:手札に♣が1枚以上ある
- 心臓に手を当てる:手札に♥が1枚以上ある
- 唇から舌を出す:手札に♠が1枚以上ある
- まばたきをする:手札に切り札Aが1枚以上ある
バリエーションゲーム
ゲーム終了
5ゲームポイント以上を先に獲得したペアの勝利になります。
「7」5枚
最初に配られた手札に「7」が5枚あれば。それを公開します。
即座にプレイ終了し、そのペアが1ゲームポイントを獲得します。
即座にプレイ終了し、そのペアが1ゲームポイントを獲得します。
「7」・4枚
最初に配られた手札に「7」が4枚あれば。それを公開します。
手札に5枚目の7がきた時点でプレイ終了となり、そのペアの勝利になります。
即座にそのペアが1ゲームポイントを獲得します。
5枚目の7が来るまではそのプレイヤーは「7」以外をプレイします。
プレイしたカードが切り札であれば必ず負けます。
手札に5枚目の7がきた時点でプレイ終了となり、そのペアの勝利になります。
即座にそのペアが1ゲームポイントを獲得します。
5枚目の7が来るまではそのプレイヤーは「7」以外をプレイします。
プレイしたカードが切り札であれば必ず負けます。
同じスート5枚
最初に配られた手札または、手札補充後、5枚の手札が全て同じスートの場合、手札を公開します。
即座にプレイ終了し、そのペアが1ゲームポイントを獲得します。
即座にプレイ終了し、そのペアが1ゲームポイントを獲得します。
なかなか博打要素があるトリックテイキングゲームです。
個人的にはまったりディール数を決めて、得点が高い方が勝ちの方が良いような気がします。
ドイツではビール片手につまみのナッツをチップの代用にして、遊んでいるのかもしれません。
機会が遊んでみようと思います。
参考サイト
PAGAT.COM
WHITE NUCKLE PLAYING CARDS
Read Tiger
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