2018年12月3日月曜日

クイント(Quinto)

クイントは4人ペア戦のトリックテイキングゲームです。

通常のトランプ52枚にジョーカー1枚を加えます。全部で53枚になります。
このゲームは時計回りに進行します。
ゲームの目的:250点先取
ゲームを始める前に適当にディール数を決めてもよいと思います。



カードの強さ

このゲームではスートの強さが存在します。
スートの強さは>>♣>♠
例えばAより2の方が強いということになります。
各スートの強さはA>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
です。
ジョーカーは最弱になります。ジョーカーはどのスートにも属しません。

カードの得点

カードの得点は下記表のとおりです。

ディール

最初のプレイ開始前に、じゃんけんなど適当な方法で最初のディラーを決めます。
以降ディラーは、時計回りに交代します。
ディーラーはシャッフルした後、各プレイヤーの手札が12枚になるよう、裏向きのまま配ります。
残った5枚は裏向きのままテーブルの脇に置きます。残った5枚のことを「カシェット」と呼びます。
各プレイヤーが手札を見た後、ディラーの左隣のプレイヤーから時計回りの純に、「ダブル」、「リダブル」、または「パスを」宣言します。
ダブルは取った点数を2倍、リダブルは取った点数を4倍にします。
ただしリダブルは、相手チームのいずれかのプレイヤーがダブルを宣言した後にしかできません。
この適応は宣言したプレイヤーとペア2人に適応されます。
全員パスした場合は、通常通りの得点になります。
この宣言は1巡のみ行います。

プレイ

ディラーの左隣のプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。
リードプレイヤーから時計回りにプレイします。
カードのプレイは以下に従います。
  1. リードで出されたスートがある場合は、必ずそのスートを出すか、ジョーカーを出します。リードで出されたスートが複数ある場合は、任意の1枚を出します。
  2. ない場合は、ジョーカーを含めて何を出してもかまいません。
  3. つまりジョーカーはいつ出してもかまいません。
  4. リードでジョーカーが出された場合、次のプレイヤーが出したスートをフォローします。
リードで出されたスートだけが出た場合は、そのスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
リードで出されたスート以外が出た場合は、まず出されたスートの強弱を確認し、一番強いスートを出したプレイヤーが勝ちます。一番強いスートが複数出ている場合は、そのスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
例えばリードプレイヤーが♠K、2番目のプレイヤーがJ、3番目のプレイヤーが♣A、4番目のプレイヤーがQを出した場合、4番目のプレイヤーが勝ちます。
勝ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
取ったカードはトリックごとに分けて裏向きに起きます。
全員の手札がなくなったら、1ディール終了です。
最後のトリックで勝ったプレイヤーは、カシェット5枚を獲得します。


得点

以下の点数を合計します。
  • 1トリックにつき5点
  • ガシェットを取ったペアに5点
  • トリック中に取ったカードに得点になるカード、またはカードの組み合わせがある場合:上記表の該当の得点
  • ガシェットの中に取ったカードに得点になるカード、またはカードの組み合わせがある場合:上記表の該当の得点
ダブルを宣言した場合は上記得点が全て2倍、リダブルを宣言した場合は上記得点が全て4倍になります。


ゲーム終了

プレイ中、ディール終了後関わらず、どちらかのペアが250点以上に達したら、そのチームの勝利でゲーム終了となります。
両チームとも250点以上の場合は、より得点が高いペアの勝利となります。
何ゲームか行う場合は、先に2ゲーム勝利したペアの勝利となります。



以前から気になっていたゲームですが、なかなか遊ぶ機会がありませんでした。
来年こそは遊んでみたいと思います。

参考サイト
ゲームファーム

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