4人用のゲームです。
通常のトランプよりジョーカー、各スートの2~8を除いた24枚を使います。
このゲームは時計回りに進行します。
ゲームの目的:30ポイント以上先取
カードの強さ:
切り札:♣Q>♠Q>♣J>♠J>♥J>♦J>♦A>♦10>♦K>♦Q>♦9
上記カードは切り札スートという、第5のスートとして扱います。
切り札以外:A>K>Q>J>10>9
カードの得点
各カードの得点は下記表の通りです。ディール
じゃんけんなど適当な方法で最初のディラーを決めます。
以降時計回りに持ち回りで交代します。
ディラーは各プレイヤーに3枚ずつ2回配ります。
各プレイヤーの手札は6枚になります。
パートナー
♣Qを持っているプレイヤーと♠Qを持っているプレイヤーがパートナーになります。
以降このチームを「♣Q♠Qチーム」と呼びます。
以降このチームを「♣Q♠Qチーム」と呼びます。
ただし誰がパートナーかは、そのカードが出るまで非公開にします。
1人のプレイヤーが♣Qと♠Qを持っていた場合は、切り札である♦A以外のAを1つ指定します。例えば♠Aと指定すれば、♠Aを持っているプレイヤーがパートナーになります。
このときも、そのカードが出るまで誰がパートナーであるかは非公開にします。
Aを指定せずにパートナーなしでプレイすることもできます。
このときは何も宣言せずにプレイを始めます。
このときも、そのカードが出るまで誰がパートナーであるかは非公開にします。
Aを指定せずにパートナーなしでプレイすることもできます。
このときは何も宣言せずにプレイを始めます。
プレイ
ゲームはマストフォローのトリックテイキングゲームになります。リードプレイヤーは手札から任意の1枚表向きに場に出します。
以降時計回りに1枚ずつプレイします。
リードで出されたスートがある場合は、必ずそのスートを出します。
ない場合に限り、何を出してもかまいません。
♣Q,♠Qなどは切り札スートとして、別のスートに属します。
切り札が出された場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーがトリックをとります。
切り札がでなかった場合、リードで出されたスートのうち、一番強いカードを出したプレイヤーがトリックをとります。
トリックを取ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
得点
「♣Q♠Qチーム」と、持っていない「相手チーム」ごとに取ったカードの得点を集計します。
♣Qと♠Qを両方持っているプレイヤーがパートナーを指名した場合は、
そのパートナーと「♣Q♠Qチーム」を組んだことになります。
下記表に従って、それぞれポイントを獲得します。
例えば、「♣Q♠Qチーム」が70点獲得した場合:
「♣Q♠Qチーム」はそれぞれ2ポイント獲得、相手チームは0ポイント獲得
となります。
♣Qと♠Qを両方持っているプレイヤーがパートナーを指名した場合は、
そのパートナーと「♣Q♠Qチーム」を組んだことになります。
下記表に従って、それぞれポイントを獲得します。
例えば、「♣Q♠Qチーム」が70点獲得した場合:
「♣Q♠Qチーム」はそれぞれ2ポイント獲得、相手チームは0ポイント獲得
となります。
ノック
この宣言を「ノック」と呼びます。
宣言通り「♣Q♠Qチーム」が全トリックを取った場合、「♣Q♠Qチーム」は、12ポイント獲得します。
失敗した場合は「♣Q♠Qチーム」は0ポイントです。相手チームの獲得ポイントは6ポイントのままです。
また「ノック」宣言の後、相手チームは誰でもノックを仕返す「ノックオフ」宣言をすることができます。
もし「ノックオフ」宣言をし、相手チームが全トリック取ると、相手チームは24ポイント獲得します。逆に失敗すると、「♣Q♠Qチーム」が24ポイント獲得します。
単独プレイ時のノック
単独プレイ時も第2トリックのリード前であれば、いつでも「ノック」することができます。単独プレイで成功した場合は、そのプレイヤーは30ポイント獲得します。
失敗すると相手チームの各プレイヤーが30ポイント獲得します。
ゲーム終了
プレイ終了後、いずれかのプレイヤーが累計30ポイント以上獲得していたら、ゲーム終了です。
最も多くポイントを獲得したプレイヤーの勝利となります。
切り札の順番がかなり複雑ですので、慣れるのに時間がかかりそうですが、面白そうなゲームです。
ドッペルコップを遊び慣れた人ならすんなり入れると思います。
アメリカではクロッパーの大会も開催されているようです。
参考サイト
ゲームファームOfficial World Championship Rules of Kloepper(archive)
Kloepper: Playing cards the Monroe County way
Monroe County Independent
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