2018年1月28日日曜日

クイーンズダンジョン(Queen's Dungeon)

クイーンズダンジョンはKen Blosser氏がPAGATに寄稿したトリックテイキングゲームになります。
PAGATでは5人以上で遊ぶバリエーションが紹介されていますが、3,4人が推奨のゲームですので、3,4人のルールを紹介します。
このゲームでは通常のトランプよりジョーカーを除いた52枚を使います。
3人で遊ぶときはいずれかのスートの2を1枚除いた、51枚を使います。
除くスートはなんでもかまいません。
各スートの強さは:Q>A>K>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
です。
このゲームは時計回りに進行します。
ゲームの目的:500点以上先取

ディール

カードを1枚ずつ引き、一番高いカードを引いたプレイヤーが最初のディーラーになります。同じ強さのカード引いたプレイヤーがいる場合は、決着が付くまで引き直しします。
以降ディーラーは時計回りに持ち回りで交代します。
ディラーはカードを配る前に切り札を決めます。切り札なしにすることはできません。
ディーラーは各プレイヤーに各プレイヤーにカードを配ります。
カードは配りきりです。配り残りのカードはありません。
4人の場合は、各プレイヤーの手札は13枚、3人の場合は各プレイヤーの手札が17枚になります。

プレイ

リードプレイヤーが手札から1枚出し、通常にプレイした場合は、以降以下のルールに従いプレイします。
1)リードで出されたスートがある場合は、必ずフォローします。複数ある場合は、任意の1枚を出します。
2)ない場合は、切り札スートを必ず出します。切り札スートが複数ある場合は、任意の1枚を出します。
3)リードされたスート、切り札スートもない場合は、何を出してもかまいません。
切り札が出た場合は、切り札の中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
切り札が出ていない場合は、リードで出されたスートの中で一番強いカードを出したプレイヤーが勝ちます。
勝ったプレイヤーが次のリードプレイヤーになります。
例外としてQは、他のスートがリードされた場合でも出すことができます。
手札にQがあり、リードされたスートがそのQ1枚だけで他にQがない場合は、Qを出さなければなりません。
同じトリックにQが2枚プレイされた場合、ディラーは切り札を変えなくてはなりません。
次のトリック以降、ディラーの指定した切り札になります。
取ったカードは裏向きにして自分の脇に置きます。

得点の変化

・ダンジョン行き
同じトリックにQが3枚プレイされた場合は、そのトリックに勝ったプレーヤーは、前のディールまで最も合計点の低いプレイヤーの点数になるか、または100点減点します。

・ダンジョンの鍵をなくす
同じトリックにQが4枚プレイされた場合は、そのトリックに勝ったプレーヤーは、合計点を0点にするか、または250点減点します。
上記の得点の変化は、トリック終了直後に行います。得点の変化はそのトリックに勝ったプレーヤーが自分に有利な方を選びます。

得点

各プレイヤーの得点は以下の点数の合計点になります。
  • 1トリックにつき10点
  • 取ったQ1枚につき25点
4人の場合、ディラーは5トリック以上取らなければ-50点になり上記の点数が取れません。3人の場合は。7トリック以上になります。
4人の場合、ディラーが5トリック以上取れれば、上記の合計点に50点を加算します。3人の場合は7トリック以上になります。
また1トリックにQ3枚、Q4枚取った場合は、上記の点数は取れません。

ゲームの終了

ディール終了後いずれかのプレイヤーの合計点が500点以上になればゲーム終了です。
最も合計点の高いプレイヤーの勝利になります。



変わった名前のゲームですが、至って普通のトリックテイキングゲームだと思います。
機会があれば遊んでみようと思います。

参考サイト

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