2016年12月4日日曜日

ブラックレディ(Black Lady)

黒き女王の呪い


ブラックレディはハーツ系のトリックティキングの1つです。
失点制なのですが、今でも長く愛されているゲームです。
プレイ人数は2~7人まで遊べますが、5,6人がベストと思われます。
通常のトランプ52枚を使います。
カードの強さはA>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
です。
切り札はありません。
また下記表のカードを取ると失点になります。
ブラックレディには色々なバリエーションがあります。
ここでは私がよく遊ぶ「なかよし村バージョン」を紹介したいと思います。
このゲームの進行は時計回りです
じゃんけんなど適当な方法で最初のディラーを決めます。
ディーラーは時計回りに持ち回りとなります。
よくシャッフルして5人の場合は手札が10枚6人の場合は手札が8枚になるよう配ります。
残ったカードのうち半分を表向き、残り半分を裏向きのままにします。
5人の場合は2枚のうち1枚を表向きにします。
6人の場合は4枚のうち2枚を表向きにします。
もし奇数枚数が余った場合は、商の数だけ表向きにします。例えば3枚の場合は1枚です。
残ったカードはテーブルの脇に置きます。
手札を見た上で、交換を行います。
最初に2枚を右隣に裏向きにして渡します
左隣から渡ってきた2枚を手札に加えた後、1枚を右隣に裏向きにして渡します。



ディーラーの左隣が最初のリードプレイヤーです。
ゲームはマストフォローのトリックテイキングゲームになります。
つまりリードで出されたスートがある場合は、必ずそのスートを出します。
ない場合に限り、何を出してもかまいません。
リードで出されたスートのうち、一番強いカードを出したプレイヤーがトリックをとります。
トリックで取ったカードのうち、または♠Qがあれば、表向きにして自分の脇に置きます
それ以外は裏向きで捨てカードにします。
最後のトリックを取ったプレイヤーは、トリックで取ったカードに加え、り残りのカードも全て取ります。その中にまたは♠Qがあれば、自分の脇に置きます。
手札がなくなったら1ゲーム終了です。
とったは1枚につき-1点、♠Qは-13点になります
失点になるカード全て取ったとしても失点は消えません。
ゲーム終了は特に決まっていません。
プレイ人数分ゲームをするのが適当と思われます。

失点のゲームですが、手軽に始められさくっと終わります。
何かのゲームの合間に遊ぶには良いゲームだと思います。


そういえば横溝正史に「スペードの女王」という作品がありました。
機会があれば、読んでみようと思います。


参考文献、参考URL
・トランプ大全 赤桐裕二著 スモール出版

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